LinuxへのIntegrator ETLのインストール

このトピックでは、Linuxクライアント・マシンへのIntegrator ETLのインストール方法について説明します。

この手順は、Windows用のIntegrator ETLインストーラおよびEclipseパッケージのダウンロードが完了していることを前提にしています。

インストール・プロセスでは、Eclipse RSEプラグインもインストールされます。このプラグインは、インストール・プロセス中にダウンロードされます。そのため、インストール・プロセスでは、インターネットへのアクティブな接続が必要です。インターネットに接続できない場合は、インストール・プロセスのこの部分で、インストールが停止します。

WindowsクライアントにIntegrator ETLをインストールするには:

  1. Linux用のIntegrator ETL Designerインストール・パッケージ(EID_3.1_IntegratorETL.tar.gz)を任意の場所に解凍します。
  2. Integrator ETLインストール・パッケージを解凍したディレクトリに移動し、install.shを実行します。

    インストール・スクリプトが開始されます。

  3. デフォルトのインストール・ディレクトリは、~/Oracle/Endeca/Discovery/3.1.0/IntegratorETLです。「デフォルト・ディレクトリを使用しますか」というプロンプトが表示されたら、次のいずれかを実行します。
    • デフォルト・ディレクトリにインストールするには、[Return]キーを押すか、yと入力して[Return]キーを押します。
    • 別のディレクトリにインストールするには、nと入力して[Return]キーを押します。「IntegratorETLのインストール・ディレクトリを指定してください」というプロンプトで、Integrator ETLをインストールするディレクトリの絶対パスを入力します。
    注意: 存在しないディレクトリを指定することをお薦めします。インストール中にディレクトリが作成されます。存在するディレクトリを指定した場合は、指定したディレクトリを確認するように求められます。インストール中に、既存のディレクトリが上書きされます。かわりに、別のディレクトリを指定します。
  4. 「Eclipse zipファイルのフル・パスを入力してください」というプロンプトで、http://eclipse.orgからダウンロードしたEclipse .tar.gzファイルへの完全修飾パスを入力します。パスには、tar.gzファイルの名前を含める必要があります。

    Eclipse .tar.gzファイルへのパスを入力した後、Return キーを押すと、インストール処理が開始されます。

指定した場所にIntegrator ETLがインストールされます。

注意: インストール処理には時間がかかります。この処理中に、インストーラはインターネットに接続して、RSEプラグインをダウンロードします。多くの要因によって、このプラグインのダウンロードおよびインストールには、時間がかかる場合があります。ただし、RSEプラグインのインストールに過剰な時間がかかった場合、インターネット接続が中断されてインストールが停止する可能性があります。この原因でインストールが停止していると考えられる場合は、インストールを終了し、インターネットへの接続をリストアした後、インストールを再試行します。