Oracle Endeca Information Discovery Integrator ETLは、フラット・ファイルからデータベースまでの広い範囲に及ぶ様々なソース・タイプからのソース・レコードの抽出を可能にするハイパフォーマンス・データ統合プラットフォームです。
Integrator ETLは、データ収集Webサービスまたはバルク・ロード・インタフェースを介してEndecaデータ・ドメインにデータをロードします。
高いレベルでは、Integratorスイートは次の要素で構成されます。
- Integrator ETL。Integrator ETLの強力なグラフィカル・インタフェースでは、Integrator ETLクライアントを使用して、Endecaデータ・ドメインへのソース・データのロードを可能にするグラフや、属性のスキーマおよび様々なEndeca機能の索引構成ドキュメントを作成できます。
- Information Discoveryコネクタ。これらのコネクタは、Endecaにより開発され、Endecaデータ・ドメイン上で様々なデータ統合操作を実行するための、構成が容易なIntegrator ETLコンポーネントです。
- Integrator ETL Server。このサーバーは、エンタープライズ全体をカバーする環境でグラフを実行するために使用されます。この環境では、様々なユーザーとユーザー・グループがグラフにアクセスして実行できます。
- Integrator Acquisition System。オプション・コンポーネント。Integrator Acquisition System (IAS)は、ファイル・システム、コンテンツ管理システム、Webサーバー、カスタム・データ・ソースなど、様々な形式で保存されているソース・データを巡回するコンポーネント・セットです。必要に応じて、IASはデータを変換し、Integrator ETLがEndeca Serverで使用するためにアクセスできるXMLファイルまたはRecord Storeにそのデータを出力します。IASのインストール手順は、Integrator Acquisition Systemインストレーション・ガイドに掲載されています。