データ・ドメインでまだ作成および構成されていない管理対象属性の管理対象属性値をロードした場合、管理対象属性はDDRのシステム・デフォルトで作成され、まだ存在しない場合はPDRのシステム・デフォルトでも作成されます。
したがって、デフォルトの管理対象属性スキーマおよび標準属性スキーマ(DDRおよびPDRの構成)がニーズを満たす場合は、管理対象属性スキーマおよび標準属性スキーマをロードしなくても(DDRおよびPDRを構成しなくても)管理対象属性値をロードできます。管理対象属性スキーマまたは標準属性スキーマをカスタマイズする(DDRまたはPDRを構成する)必要がある場合は、管理対象属性値をロードする前に、スキーマ(PDRおよびDDRの構成)をロードする必要があります。
管理対象属性に管理対象値を追加したり、既存の管理対象属性値を変更するには、Merge Managed Valuesコンポーネントを使用します。Merge Managed Valuesコンポーネントでは、インスタンスごとに1つの管理対象属性に対して管理対象値を追加または変更できます。複数の管理対象属性に値を追加するには、同じグラフまたは異なるグラフで、コンポーネントの複数のインスタンスが必要です。
その他のプロパティ(親、指定子およびシノニム)は、一度管理対象属性値をロードすると、変更できなくなります。
spec|displayname|parent|synonym|rankここで、
このフィールドは必須です。
このフィールドはオプションです。
このフィールドは、管理対象属性値をロードする場合は必須です。管理対象属性値を更新する場合はオプションですが、nullにする必要があります。管理対象属性値を更新する場合にこのプロパティの値をnull以外にすると、グラフは失敗し、エラーが返されます。
このフィールドはオプションです。
このフィールドはオプションです。
次の図に、簡単な管理対象属性入力ファイルを示します。
この例では、CAT_BIKESおよびCAT_COMPONENTSを含む複数の親カテゴリを定義しています。これらのカテゴリはそれぞれランク付けされます。
次の値は、CAT_BIKES値の子として定義されます(ランキング付き)。
第1レベルの管理対象属性値(/の子)。例の入力ファイルにおけるCAT_COMPONENTS管理対象属性値など。
第2レベルの管理対象属性値(親は/の子)。例の入力ファイルにおけるRoad Bikes管理対象属性値など。
第3レベルの管理対象属性値(/から3レベル下)。
第4レベルの管理対象属性値(/から4レベル下)。
入力ファイルは一般的に、プロジェクトのdata-inディレクトリに格納されます。
CAT_CLOTHING||/||
spec,name,parent,synonym,rank 1,Mountain Bicycles,,,15他の箇所で取り上げた管理対象属性値をロードした後でこの入力を送信した場合、管理対象属性"Mountain Bikes" (spec 1)の名前が"Mountain Bicycles"に変更され、そのランクが15に更新されます。この入力レコードではparentおよびsynonymフィールドは空です。
Universal Data Reader
「ファイルURL」フィールドで入力ファイルの場所を指定します(一般的には、プロジェクトのdata-inディレクトリ)。
2つのコンポーネントは、基本エッジで結合されます。「エッジによる2つのコンポーネントの接続」を参照してください。次の図に、一般的な構成を示します。