属性の構成

データ・ドメインの属性スキーマは、そのプロパティ詳細レコード(PDR)およびディメンション詳細レコード(DDR)によって定義されます。標準属性がPDRによって定義されるのに対して、管理対象属性はPDRとDDRの両方によって定義されます。

属性スキーマを定義しないでデータをロードした場合、ロード・インタフェース(バルク・ロード・インタフェースおよびデータ収集Webサービス[DIWS])によりシステム・デフォルトに基づいてPDR、したがって標準属性が自動的に作成されます。

管理対象属性スキーマを定義しないで管理対象属性値をロードした場合、ロード・インタフェース、DIWSによりシステム・デフォルトに基づいてPDR (したがって標準属性)およびDDR (したがって管理対象属性)の両方が自動的に作成されます。

そのため、PDRおよびDDRのデフォルト構成がニーズを満たす場合は、属性構成のロードは不要になることがあります。
これらの操作は、指定された順序で実行する必要があります。
  1. 標準属性スキーマをカスタマイズする(PDRの構成をカスタマイズする)場合は、最初にカスタムの標準属性スキーマをロードして、標準属性が作成および構成された状態にする必要があります。
  2. 管理対象属性スキーマをカスタマイズする(DDRの構成をカスタマイズする)場合は、標準属性スキーマをロードした後(該当する場合)、管理対象属性値をロードする前に、管理対象属性スキーマをロードする必要があります。
  3. カスタムの標準属性スキーマおよび管理対象属性スキーマをロードした後(PDRおよびDDRを構成した後)、データをロードする前に、管理対象属性値をロードします。
  4. すべての属性構成(およびその他のデータ・ドメイン構成)が完了したら、データをロードします。