Import Configコンポーネント

Import Configはスキーマおよび構成をEndecaデータ・ドメインにインポートします。

Import Configコンポーネント
Import Configコンポーネントは構成Webサービスの操作を使用します。
  • このコンポーネントは、以前にファイルにエクスポートされたスキーマおよび構成をインポートします。UniversalDataReaderコンポーネントを使用して、以前にエクスポートした構成およびスキーマが格納されているファイルを読み取ります。UniversalDataReaderの出力ポートをImport Configコンポーネントの入力ポートに接続します。
  • 基本的なXML検証のみ実行されます。Import Configコンポーネントは、構成Webサービスの操作を使用するため、インポートされた構成ファイルは構成WebサービスWSDLドキュメントの要件に準拠している必要があります。また、構成およびスキーマを表す有効なXMLのみが含まれている必要があります。

ユースケース

Export ConfigコネクタおよびImport Configコネクタは次のような場合に使用します。
  • データ・ドメイン構成への変更を保存して、再適用する場合。こうした変更は、今まではIntegrator ETLまたはStudioを使用して実装していました(属性グループまたは属性グループ名の変更など)。いったん変更したら、通常はそれを保存しておき、データ・ドメインをクリアまたは更新する必要があるときに再適用します。これらのコネクタを使用して構成をエクスポートし、後から構成を再適用します。
  • ベースライン更新を実行してデータをリフレッシュし、リロードする場合。一般的なシナリオとして、次のようなグラフがあります。
    1. Export Configコネクタを使用してデータ・ドメインの構成およびスキーマをエクスポートするグラフ。
    2. Reset Data Domainを使用してすべてのレコードを削除し、Endecaデータ・ドメインを再プロビジョニングするグラフ。
    3. Import Configを使用してデータ・ドメインに構成をインポートしてリストアするグラフ。
    4. データ・レコードをリロードするグラフ。
    5. Transaction RunGraphコンポーネントを使用しているグラフ。このグラフは別のグラフを実行するトランザクションを開始します。

構成プロパティ

注意: すべてのコネクタのビジュアル・プロパティの詳細は、「コンポーネントのビジュアル・プロパティ」を参照してください。すべてのコネクタに共通の構成プロパティの詳細は、「コンポーネントの共通構成プロパティ」を参照してください。

次の表は、Import Configコンポーネントに使用可能な構成プロパティを示しています。

表1 Import Configのプロパティ
名前 説明 有効な値
Endeca Serverホスト Endeca Serverが稼働しているマシンを指定します。 そのマシンの名前またはIPアドレス。localhostを使用できます。 MyEndecaServer

255.255.255.0

Endeca Serverポート Endeca Serverがリスニングしているポートを指定します。 有効なポート。

Endeca Serverのデフォルト・ポートは7001ですが、別のポートに変更できます。

7001
Endeca Serverコンテキスト・ルート Endeca ServerのWebLogicアプリケーション・ルート・コンテキストを指定します。 WebLogicでの有効なルート・コンテキスト名。 /endeca-server
データ・ドメイン名 変更されるデータ・ドメインの名前。

データ・ドメインは、コネクタが含まれているグラフが実行されるときに稼働している必要があります。

有効なデータ・ドメイン名 quickstart
SSL有効 コンポーネントのSSLを有効化または無効化します。

接続しているEndeca ServerのSSLが有効になっている場合にのみSSLを有効にしてください。

選択(True)

選択解除(False)