インストールされているWebサービスのバージョンの確認

Integrator ETLのWebServiceClientコンポーネントを使用してOracle Endeca Serverを呼び出す前に、これから使用しようとしている特定のWebサービスのバージョンを確認します。WebServiceClientコンポーネントの構成に、Webサービスのバージョンを含むネームスペースを含める必要があります。

Webサービスのネームスペースには、各サービスに特有のメジャーおよびマイナーのバージョン番号が含まれています(厳密に同じ書式のWSDLを参照)。

次の例は、構成Webサービスのネームスペースでバージョン番号1.0がどのように表されるかを示しています。
xmlns:config-service="http://www.endeca.com/MDEX/config/services/types/1/0
これから使用しようとしているWebサービスのバージョンが、この例に示されているバージョンと異なる場合があるので注意してください。

これらのネームスペースを使用しないリクエストは拒否されます。

Oracle Endeca Serverとともにリリースされたものとは異なるメジャーなバージョンを使用したリクエストは拒否されます。

サーバーとともにパッケージされたバージョン以下のマイナーなバージョンを使用したリクエストは受け入れられます。たとえば、Oracle Endeca Serverに付属のトランザクションWebサービスのバージョンが1.1で、ネームスペースにリストされているバージョン1.0を使用した場合、このリクエストは受け入れられます。サポートされているマイナーなバージョンはすべて、WSDLにリストされています。サポートされているものよりも上位のマイナーなバージョンがあった場合は拒否されます。

WebServiceClientコンポーネントの場合は、そのコンポーネントの「操作名」項目で、次のような文字列を指定します。
{http://www.endeca.com/MDEX/config/services/config/1}Config#ConfigPort#DoConfigTransaction

この文字列には、Webサービスのターゲット・ネームスペースが含まれていることがわかります。この例では、Webサービスのメジャーなバージョンを正確に反映し、/1となっています。