グラフのデバッグ

デバッグはきわめて重要な(使い勝手のよい)機能であり、この機能を使用すると、グラフのいずれかのエッジに沿って何のデータが渡されたかが正確にわかります。

注意: Integrator ETLのグラフをデバッグするとき、同じフェーズにあるコンポーネントはすべて、並行に実行され、マルチスレッドであることに留意してください。したがって、最初に作業対象とするのはエラーのフラグ(エラー・アイコン)が立てられているコンポーネントにして、警告のフラグ(警告アイコン)が立てられているコンポーネントにはしないでください。これは、論理的に警告がエラーより前に発生するような場合でも変わりません。

グラフをデバッグする手順は次のとおりです。

  1. エッジを右クリックし、「デバッグの有効化」を選択します。

    エッジ上にデバッグ・アイコン デバッグ・アイコン が表示されます。

  2. グラフを再実行して、Integrator ETLがデバッグ・データを生成できるようにします。
  3. エッジを右クリックし、「データの表示」を選択します。
    「データの表示」ウィンドウに、解析とロードが正確に行われたデータ・フィールドのすべてが表示されます。