Endecaデータ・ドメインへのデータの送信

ここでは、Trashコンポーネントを、Endecaデータ・ドメインにレコードを送信するコンポーネントに置換します。

次に示す手順では、(デフォルトの7770ポートを使用して)Endeca Serverを実行していること、およびgeographyという名前の実行中のEndecaデータ・ドメインを作成したことを想定しています。Endecaデータ・ドメインの作成は、Oracle Endeca Server管理者ガイドに記述されています。

Endecaデータ・ドメインのロード・プロセスの詳細は、「データ・ドメインの作成および構成を行う際に推奨されるプロセス」を参照してください。

Endecaデータ・ドメインにデータを送信する手順は次のとおりです。

  1. ナビゲータで、「Geography」プロジェクト内の「graph」フォルダを選択します。
  2. パレットで、「Discovery」というセクションをクリックして開きます。
  3. 「Bulk Add/Replace Records」を選択し、グラフ・エディタにドラッグします
    Bulk Add/Replace Recordsコンポーネント
  4. 「Bulk Add/Replace Records」コンポーネントをダブルクリックし、コンポーネントの編集ダイアログ・ボックスを開きます。
    Bulk Add/Replace Recordsコンポーネントのコンポーネント編集ダイアログ
  5. 「基本」セクションで次の必須プロパティを設定し、「OK」をクリックします。
    1. Endeca Serverホスト: マシンの名前またはIPアドレス。名前にはデフォルト値(localhost)を使用できます。
    2. Endeca Serverポート: 7770 (Endeca Serverのデフォルトのポートの値)
    3. データ・ドメイン名: Endecaデータ・ドメインの名前。この例では、geographyが名前です。
    4. 指定子属性: 主キーの名前。この例では、DimGeography_GeographyKeyが名前です。
  6. グラフ・エディタで、Trashコンポーネントの入力ポートの上にカーソルを置きます。手の形をしたカーソルが+になります。
    エッジを選択して、TrashからBulk Add/Replace Recordsに移動
  7. エッジのエンドポイントを、Trashから、構成したばかりのBulk Add/Replace Recordsコンポーネントにドラッグします。
    エッジがBulk Add/Replace Recordsコンポーネントに移動したグラフ

    エッジを移動すると、そのエッジに関連するメタデータも移動されます。

  8. Trashコンポーネントを削除します。
  9. グラフを保存します。
  10. グラフを実行します。

    実行が成功すると、コンポーネントにはチェック・マークでフラグが立てられ、エッジには処理されたレコードの数が表示されます。

    正常に実行された後で改訂されたグラフ

    また、成功したことを示す次のメッセージがコンソールに表示されます。

    グラフが正常に実行された後でコンソールに表示されるメッセージ