エクスポートおよびインポート・グラフのエッジの構成

ここでは、エクスポートおよびインポート・グラフでエッジのメタデータを構成する方法について説明します。

エクスポート・グラフおよびインポート・グラフのエッジに適用されるメタデータは、1つの文字列フィールドのみを持ち、レコード・デリミタを持たないように構成する必要があります。したがって、メタデータからレコードおよびフィールド・デリミタを削除するために、エッジのメタデータを手動で変更する必要があります。この変更では、単独のデリミタとしてデリミタとしてのEOFプロパティの値はそのままにします。

Endecaデータ・ドメインから構成をエクスポートするためにエッジ・メタデータ定義を構成する手順は次のとおりです。

  1. エッジを右クリックし、新規メタデータ > 「ユーザー定義」を選択します。

    Integratorで、メタデータ・エディタが1つのデフォルト・フィールドとともに表示されます。

    メタデータ・エディタ
  2. 「Record:recordName1」フィールドで、次のことを行います。
    1. デフォルト値recordName1をよりわかりやすい名前(Exportなど)に変更します。
    2. 「タイプ」フィールドを「デリミタ付き」のままにします。
    3. 現時点では、「デリミタ」フィールドはそのままにします(これは、後ほど削除します)。
  3. 「レコード」ペインで、「field1」プロパティに次の変更を加えます。
    1. 「field1」のデフォルトの名前をxmlStringに変更します。
    2. 「タイプ」フィールドを「文字列」の設定のままにします。
    3. 次の図に示すように、「フィールド詳細」ペインで、デリミタとしてのEOFプロパティをtrueに設定します。
    例の構成を含む「フィールド詳細」ペイン
  4. 「終了」をクリックします。
  5. 次に、メタデータからレコードとフィールドのデリミタを手動で削除する必要があります。
    1. グラフ・エディタで、「グラフ」タブの横にある「ソース」タブをクリックします。
    2. IDにより、先にエッジに適用したメタデータに一致するメタデータ要素を検索します。IDは通常0です。次のコード例で示すように、Record子要素で、fieldDelimiter属性およびrecordDelimiter属性を検索します。
      <Metadata id="Metadata0">
      <Record fieldDelimiter="|" name="Export" recordDelimiter="\r\n" type="delimited">
      <Field eofAsDelimiter="true" name="xmlString" type="string"/>
      </Record>
      </Metadata>
    3. fieldDelimiter属性およびrecordDelimiter属性を削除します。その結果として、このレコードは次に示すコード例のようになります。
      <Metadata id="Metadata0">
      <Record name="Export" type="delimited">
      <Field eofAsDelimiter="true" name="xmlString" type="string"/>
      </Record>
      </Metadata>
    4. 「リンク元ビュー」で、右クリックしてポップアップ・メニューから「保存」を選択し、グラフを保存します。
  6. 「グラフ」アイコンをクリックして、グラフ・エディタに戻ります。