Text Tagger Regexコンポーネントは、正規表現(regex)を使用して受信レコードで指定されたテキスト・フィールド内のテキストの照合を行い、計算された値で出力レコードにタグ付けします。
Text Tagger Regexコンポーネントは検索パターン/レンダリング・パターンのペアのリストを受け取り、入力レコードのソース・フィールド名プロパティで指定されたフィールド内で入力パターンを検索します。正規表現がレコードで一致すると、(検索パターン/レンダリング・パターンの入力からの)レンダリング・パターンで生成された出力が、ターゲット・フィールド名プロパティで指定したレコードのフィールドに追加されます。
Text Tagger Regexコンポーネントのメタデータ・スキーマは修正されません。
次の表は、Text Tagger Regexコンポーネントに使用可能な構成プロパティを示しています。
名前 | 説明 | 有効な値 | 例 |
---|---|---|---|
ソース・フィールド名 | 一致するかどうかの検索を行う入力レコード内のテキスト・フィールド名。 | 入力レコード内のプロパティ。 | |
ターゲット・フィールド名 | タグの書込み先となる出力レコード内のフィールド名。 | 有効なプロパティ名。 | |
上書きターゲット・フィールド | 指定されたターゲット・フィールド内の既存の入力値を、新しいタグ出力で上書きするかどうかを指定します。 | 選択(True)
選択解除(False) |
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複数割当てデリミタ | ソース・レコードのプロパティ内の複数割当て値を区切る文字を設定します。このデリミタは、ソース・レコードのプロパティ・フィールドを区切るデリミタとは異なることに注意してください。
「複数割当てデリミタ」も参照してください。 |
複数割当てのデリミタである単一文字。デフォルトはUnicode DELETE文字(\U007F)です。データに複数割当てプロパティが含まれていない場合は、このフィールドを使用する必要はありません。 |