ローダーの選択

Integrator ETLでは、Endecaデータ・ドメインへのデータのロードをサポートするため、Bulk Add/Update Recordsコンポーネント(通常バルク・ローダーと呼ばれます)およびMerge Recordsコンポーネントの、2つのコンポーネントが用意されています。

データのロードの際は、少なくとも処理リソースの一部がロード処理に振り分けられるため、結果として、データのロード中は問合せのパフォーマンスが低下します。Merge Recordsコンポーネントでは、データ収集Webサービスが使用され、ごく一部の処理リソースが消費されます。したがって、問合せのパフォーマンスは低下しますが、問合せ処理の一部の継続が可能です。バルク・ローダーでは、Endeca Serverのバルク・ロードAPIが使用され、実行中にすべての処理リソースが消費されます。問合せ処理は、バルク・ロード中は基本的に保留され、バルク・ロード処理の完了後に再開されます。

Bulk Add/Replace Recordsコンポーネントは、目に見える更新が遅れることや、問合せ処理がロード処理の間停止することが許容される場合、一括でデータをロードするために使用します。

このコンポーネントを選択する具体的な状況には、次のものがあります。

このコンポーネントは、次のロードには使用できないことに注意してください。

Merge Recordsコンポーネントは、少数のレコードの追加や更新、またはロード中にも(低下したパフォーマンスで)問合せ処理を継続し、ロード時間が長くなることを許容できる場合のレコードの追加や変更に使用します。

このコンポーネントを選択する具体的な状況には、次のものがあります。

このコンポーネントは、次のロードには使用できないことに注意してください。

一般的には、次のとおりです。