Record Store Readerの構成

Record Store Readerを使用して、IASレコード・ストアからグラフにEndecaレコードを読み込みます。

Record Store Readerを構成する手順は次のとおりです。

  1. IASサービス・ホストで、Integrator Acquisition Systemがインストールされているマシンの名前またはIPアドレスを指定します。
  2. IASサービス・ポートに、IASサービスがリスニングするポートを指定します。デフォルト値は8401です。
  3. IASレコード・ストア・インスタンスに、グラフに読み込むレコードのレコード・ストアの名前を指定します。
  4. IASクライアントIDに、レコード・ストアがIntegrator ETLクライアントを識別するための名前を入力します。デフォルト値はIntegratorETLです。複数のグラフから同じレコード・ストアにアクセスする場合は、このフィールドでグラフごとに異なる値を指定する必要があります。

    レコード・ストアは、このクライアントIDを使用して、すでにこのクライアントによって読み取られているレコード・ストア内のレコードの生成を追跡します。

  5. IAS読取りタイプで、実行する次の読取りのタイプを選択します。
    • 全体抽出 - このオプションは、レコード・ストアで最後に生成されたレコード全体を読み取ります。
    • 増分 - このオプションは、IASクライアントIDフィールドで指定された値に一致するクライアントIDを使用して、Record Store Readerによって最後にレコード・ストアが読み取られてから、追加または変更されたレコードのみを読み取ります。
  6. Endeca ServerでSSLを有効にしている場合にのみ、「SSL有効」を選択します。
  7. 複数割当てデリミタでは、複数割当てフィールドで値を区切るための文字を指定します。デフォルト値はUnicode DELETE文字[\U007F]です。
  8. 読取りバッチ・サイズで、IASレコード・ストアからフェッチされる各バッチのレコード数を指定します。デフォルト値は100レコードです。
  9. 「ソケット・タイムアウト」で、2つの連続したデータ・パケットをフェッチする間でフェッチ操作がタイム・アウトになる前の最大非アクティブ時間を指定します。デフォルトは300000ミリ秒(5分)です。