レコードおよび割当ての追加

データ・ドメインに新しいレコードを追加するか、既存のレコードに新しい割当てを追加するには、Merge Recordsコンポーネントを使用します。

Merge Recordsコンポーネントでは、データ収集Webサービス(DIWS)を使用してデータがロードされます。したがって、レコードのロード中も問合せ処理の継続が可能ですが、問合せのパフォーマンスは低下します。ただし、1つの入力レコードにつき変更されるEndecaレコードは1つのみです。また、ロード処理はバルク・ロード・インタフェースほど早くありません。

次の表に、このコンポーネントの動作を示します。

表1 Merge Recordsコンポーネントの動作
入力レコードの存在 入力プロパティのいずれかが、データ・ドメイン内で単一割当てであるか 結果
入力レコードが存在しない 該当なし 新規レコードは、入力に定義されているデータを使用して作成されます。
入力レコードが存在する いいえ 新しい値がレコード内の割当てに追加されます。
入力レコードが存在する はい エラーが発生し、レコードは変更されません。

Merge Recordsコンポーネントを、レコードの追加のみを行うよう構成できます。その構成を行った場合、入力レコードが既存レコードと一致すると、操作が失敗します。