トランザクション関連エラー

トランザクション・エラーは様々な理由で発生します。

外部トランザクションを開始するグラフの実行時に、グラフが失敗し、コンソール・ログで次のようなエラーがレポートされます。
ERROR [ENDECA_TRANSACTION_RUN_GRAPH0_0] - Connection refused: connect Error starting transaction ID transaction. Ensure another transaction isn't already in progress.
ERROR [ENDECA_TRANSACTION_RUN_GRAPH0_0] - Connection refused: connect Error running internal sub graphs
INFO  [ENDECA_TRANSACTION_RUN_GRAPH0_0] - Transaction ID 'transaction' still open, but configured to do nothing

グラフの実行時に、グラフが失敗し次のようなエラーが生成されます。

これらのエラーは次の理由で発生する可能性があります。
  • 外部トランザクションを開始する複数のグラフ(つまり、Transaction RunGraphコンポーネントを含む複数のグラフ)を同時に実行しようとしました。
    • この状況は、外部トランザクションを実行するグラフが失敗し、失敗後も引き続き稼働しており、外部トランザクションを実行する別のグラフをユーザーが起動した場合に発生します。

      外部トランザクションが現在実行中かどうかを確認するには、トランザクションWebサービスを通じてlistOuterTransactionリクエストを発行します。レスポンスに外部トランザクションIDの値が含まれている場合は、未コミットのトランザクションが引き続き実行されています。トランザクションの実行を終了するには、そのトランザクションをコミットします。

    • この状況は、外部トランザクションを開始する複数のグラフを同時に起動した場合にも発生します。外部トランザクションは一度に1つしか実行できません。実行中の外部トランザクションが完了するまで待ってから、別の外部トランザクションを開始してください。
  • グラフが含まれている外部トランザクションの実行中に、その外部トランザクションに含まれているグラフを実行しようとしました。

    たとえば、グラフAには、Transaction RunGraphコンポーネントが含まれており、さらにそのトランザクション内で実行されるグラフの1つとしてグラフBも含まれているとします。グラフAの実行中にユーザーがグラフBを起動すると、グラフBは失敗します。