Reformatコンポーネントの構成による主キーの生成

主キーを生成する場合は、CTLを使用して2つ以上の標準属性の値を連結し、キー値を生成するのが一般的な方法です。

次のコードは、LoadDataグラフから得た簡単な例を示したものです。

//#CTL2
// Transforms input record into output record.
function integer transform() {
	$0.* = $0.*;
	$0.FactSales_RecordSpec = $0.FactSales_SalesOrderNumber+"-"+$0.FactSales_SalesOrderLineNumber;

	return ALL;
}

最初の行は次のとおりです。

	$0.* = $0.*;

データソースからロードされた、すべての属性および値をコピーします。

2行目は次のとおりです。

	$0.FactSales_RecordSpec = $0.FactSales_SalesOrderNumber+"-"+$0.FactSales_SalesOrderLineNumber;

FactSales_SalesOrderNumberとFactSales_SalesOrderLineNumberの値を連結して、主キー(ここではFactSales_RecordSpecという名前)を生成します。

最後の行では、すべての結果を出力します。

メタデータへの主キーの追加

主キーを生成する際は、エッジに追加されるメタデータに追加する必要があります。エッジにより、グラフ・フローでその後に続くコンポーネントにReformatコンポーネントが連結されます。メタデータ・エディタで新しいプロパティを追加して主キーを組み込みます。