この項目では、インストールされたファイル・システムの保護に関する推奨事項を説明します。
Integrator ETL Designerファイル・システムの保護
Integrator ETL Designerは通常、ワークステーション上で動作します。所属する組織のセキュリティ・ガイドラインに従って、ご使用のインストールに最適なセキュリティの実装を判断します。厳しい制限のある環境では、所有者には完全なアクセスを許可し、グループやその他にはアクセスを許可しません。制限が厳しくない環境では、所有者には完全なアクセスを、グループには読取りと実行のアクセスを許可し、その他にはアクセスを許可しません。
Integrator ETL Serverファイル・システムの保護
WebLogic ServerコンテナにIntegrator ETL Serverをインストールする際に、
WL_Homeおよび
Domain_Homeに次の権限を設定します。
- これらのディレクトリおよびそのサブディレクトリに、次の権限を設定します。
- 所有者: 完全なアクセス権(読取り/書込み/実行)
- グループ: 読取りおよび実行のアクセス権
- その他: アクセス権なし
すなわち、権限を750に設定してください。
- これらのディレクトリ内のファイルに、次の権限を設定します。
- 所有者: 読取りおよび書込みのアクセス権
- グループ: 読取りのみのアクセス権
- その他: アクセス権なし
すなわち、権限を640に設定してください。