複数の値を区切るためのデリミタを指定することによって、複数値データをデータ・ドメインにロードできます。ただし、複数値データをロード前に処理する場合は、リスト・データ型に変換します。
入力データをリスト・データ型に変換するには、Transformコンポーネントを使用します。Transformコンポーネント内で、split() CTL関数を使用して、複数値フィールドの入力をリスト・データ型に変換します。この関数には、リストに変換する入力文字列と正規表現の2つをパラメータとして渡します。一致するものが見つかった場合は常に入力が分割されます。
たとえば、DimEmployee_DepartmentNameフィールドの値が複数値であり、値セパレータとしてダッシュを使用している場合を考えます。この入力に対してリスト・データ型を生成するには、CTL式として、split($in.0.DimEmployee_DepartmentName, "-")を使用します。
新しい属性の構成はデフォルトで単一割当てになります。データをロードする前に、複数割当てをサポートするように属性を構成する必要があります。