新しい属性のデフォルト値

収集操作中に、レコードに対して存在しないEndeca標準属性が指定された場合、指定された属性がDgraphにより自動的に作成されます。同様に、レコードに対して指定された、存在しないEndeca管理対象属性も自動的に作成されます。これらの属性についてのこの自動作成は、無効化できないことに注意してください。

標準属性のデフォルト値

自動作成される標準属性のPDRは、次のシステムのデフォルト設定を使用します(データ開発者が変更していない場合)。

PDRプロパティ	デフォルト設定
mdex-property_Key	リクエストで指定した標準属性名に設定されます。
mdex-property_Type	リクエストで指定した標準属性タイプに設定されます。タイプが指定されていない場合は、デフォルトでmdex:stringタイプに設定されます。
mdex-property_IsPropertyValueSearchable	`true` (値の検索で標準属性が有効になります。)
mdex-property_IsSingleAssign	`true` (1レコードには、標準属性に対して1つの値の割当てのみが可能です。)
mdex-property_IsTextSearchable	`false` (値の検索で標準属性が無効になります。)
mdex-property_IsUnique	`false` (この標準属性と同じ値を持つ、1つ以上のレコードが存在する可能性があります。)
mdex-property_Language	`unknown` (属性の言語が不明または指定されていません。国際化と言語サポートの詳細は、Oracle Endeca Server開発者ガイドの国際化されたデータに関する項を参照してください。)
mdex-property_TextSearchAllowsWildcards	`false` (この標準属性では、ワイルドカード検索が無効です。)
system-navigation_Select	`single` (この標準属性から1つの絞込みのみを選択できます。)
system-navigation_ShowRecordCounts	`true` (絞込みのレコード数が表示されます。)
system-navigation_Sorting	`record-count` (絞込み毎に使用可能なレコードの数で絞込みが降順にソートされます。)

管理対象属性のデフォルト値

自動作成される管理対象属性は、Dgraphによって作成されたPDRとDDRの両方を持ちます。PDRのデフォルト値は、mdex-property_IsPropertyValueSearchableがfalseになる(つまり、値の検索で管理対象属性が無効になる)ことを除き、前述の表に示されたものと同じです。

DDRは、次のシステムのデフォルト設定を使用します(データ開発者が変更していない場合)。

DDRプロパティ	デフォルト設定
mdex-dimension_Key	リクエストで指定した管理対象属性名に設定されます。
mdex-dimension_EnableRefinements	`true` (絞込みが表示されます。)
mdex-dimension_IsDimensionSearchHierarchical	`false` (値の検索の際、階層検索が無効になります。)
mdex-dimension_IsRecordSearchHierarchical	`false` (レコード検索の際、階層検索が無効になります。)