ほとんどの本番デプロイメントでは、1つ以上のデータ・ドメイン・クラスタをホストするEndeca Serverクラスタの前面に外部のロード・バランサを構成することをお薦めします。このトピックでは、このロード・バランサに関する考慮事項について説明します。
クラスタにEndeca Serverノードを追加する場合は、追加したノードのホスト名とポートにより、ロード・バランサの構成を更新する必要があります。
セッション・アフィニティを構成することは、データ・ドメイン・クラスタでリーダー・ノードからフォロワ・ノードに更新が伝播される際の一貫性の問題を最小限に抑えるためにも役立ちます(更新の実行に外部トランザクションを使用していない場合)。
さらに、Endeca Serverクラスタは、それ自体のルーティング・サービスを使用し、このサービスもまたセッション・アフィニティを使用します。このルーティング・サービスは、同じクライアントから送信されたリクエストを認識し、これらを、同じクライアントからの以前のリクエストを処理したのと同じEndeca Serverノードに送信します。(これは、Endeca Serverノードが現在のリクエストを処理できるそのデータ・ドメインのDgraphノードを依然としてホストしているものと見なしています。そうでない場合、リクエストは別のEndeca Serverノードに送信されます。)