構成モードでのインストール

この項では、INSTALL_ALL_AND_CONFIGUREモードでオーケストレーション・スクリプトを実行する方法について説明します。

オーケストレーション・スクリプトを構成モードで実行する前に、次が完了している必要があります。
  • マシンにJava 6 SDKがインストール済です。
  • インストール・ソース・ディレクトリが作成され、WebLogic、ADFおよびEndeca Serverインストールがその中に配置済です。
  • (Windowsの場合は)ZIPファイルまたは(Linuxの場合は)TARファイルのオーケストレーション・スクリプトが解凍済です。
  • スクリプトの構成ファイルが、環境用にスクリプトが使用する設定で編集済です。特にINSTALL_MODEのパラメータの設定がINSTALL_ALL_AND_CONFIGUREになっていることを確認します。
  • WebLogic管理者の名前とパスワードが決定済です。
  • Endeca Server管理者の名前とパスワードが決定済です。
  • セキュア・モードでインストールする場合、SSL証明書のパスフレーズが決定済です。

パスワードおよびパスフレーズは、最低8文字が必要で、数字では開始せず数字が含まれている必要があります。

オーケストレーション・スクリプトを構成モードで実行するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド・プロンプトを開き、オーケストレーション・スクリプトを含むディレクトリに移動します。
    スクリプトの実行は、管理者権限で実行する必要があります。
  2. 次のWindowsの例のようにオペレーティング・システムに対してオーケストレーション・スクリプトを実行します。
    run_endecaserver_install.bat config_win.prop --temp-directory c:\temp
    このスクリプトでは、まず一時ディレクトリが設定され、正しいJavaバージョンが確認されます。
  3. WebLogic Serverの管理者名を入力します。デフォルトはweblogicです。
  4. WebLogic Serverの管理者パスワードを入力し、再入力して確認します。デフォルトのパスワードはありません。
  5. Endeca Serverの管理者ユーザー名を入力します。デフォルトはESAdminです。
  6. Endeca Serverの管理者パスワードを入力し、再入力して確認します。デフォルトのパスワードはありません。
  7. セキュア・モードでインストールする場合、SSLパスフレーズを入力し、再入力して確認します。デフォルトのパスフレーズはありません。

インストーラ・ファイルは一時ディレクトリに抽出され、個々のコンポーネントがインストールされ、ドメインが作成されます。SSL証明書が作成されると、WebLogic Serverは自動的に再起動されます。

インストールが完了したら、「Endeca Serverデプロイメントの検証」の説明に従ってデプロイメントを確認します。