非構成モードでのインストール

この項では、INSTALL_ALLモードでオーケストレーション・スクリプトを実行する方法について説明します。

オーケストレーション・スクリプトを構成モードで実行する前に、次が完了している必要があります。
  • マシンにJava 6 SDKがインストール済です。
  • インストール・ソース・ディレクトリが作成され、WebLogic、ADFおよびEndeca Serverインストールがその中に配置済です。
  • (Windowsの場合は)ZIPファイルまたは(Linuxの場合は)TARファイルのオーケストレーション・スクリプトが解凍済です。
  • スクリプトの構成ファイルが、環境用にスクリプトが使用する設定で編集済です。特にINSTALL_MODEのパラメータの設定がINSTALL_ALLになっていることを確認します。

WebLogicドメインは作成されないので、スクリプトでユーザー入力は求められません。

非構成モードでオーケストレーション・スクリプトを実行するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド・プロンプトを開き、オーケストレーション・スクリプトを含むディレクトリに移動します。
    スクリプトの実行は、管理者権限で実行する必要があります。
  2. 次のWindowsの例のようにオペレーティング・システムに対してオーケストレーション・スクリプトを実行します。
    run_endecaserver_install.bat config_win.prop --temp-directory c:\temp
    このスクリプトでは、まず一時ディレクトリが作成され、正しいJavaのバージョンが検証され、最後にユーザーの入力なしにWebLogic、ADFおよびEndeca Serverコンポーネントがインストールされます。WebLogic Serverは起動されていないことに注意してください。
非構成モードでのインストールでは、WebLogicドメインの作成、SSL証明書の生成、Data Enrichmentの登録のタスクは実行されません。これらのタスクを手動で実行する場合は、次のリンクを参照してください。

Endeca Server用のWebLogicドメインは、SSL証明書を作成しData Enrichmentプラグインを登録する前に生成する必要があることを念頭に入れておいてください。