Oracle Endeca Serverのアンインストール

このステップに従って、LinuxまたはWindowsマシンからOracle Endeca Serverをアンインストールします。

アンインストール・プロセスを開始する前に、Oracle Endeca Serverディレクトリから保持するファイルをバックアップしてください。Windowsでは、Oracle Endeca Serverディレクトリで開かれているファイルがないことを確認してください。

このタスクで使用するアンインストーラは、$ENDECA_HOME/oui/binディレクトリにあります。たとえば、Windowsでのデフォルトの絶対パスは次のとおりです。
C:\Oracle\Middleware\EndecaServer7.6.0\oui\bin
アンインストーラ・ファイルの名前は次のとおりです。
  • Linuxの場合: runInstaller
  • Windowsの場合: setup.exe
重要: Endeca Serverのインストールに使用したインストーラ(つまり、解凍したendecaserver/Disk1ディレクトリにあるインストーラ)とこのアンインストーラを混同しないようにしてください。このアンインストーラとインストーラのファイル名はどちらも同じ(LinuxではrunInstaller、Windowsではsetup.exe)です。しかし、アンインストーラは-deinstallオプションをサポートするものの、-installオプションはサポートしません。また、インストーラはその逆(-installオプションをサポートし、-deinstallオプションはサポートしない)になります。

また、この手順では、WebLogic ServerのEndeca Serverドメインは削除されません。Endeca Serverドメインを削除する手順は、次のトピックを参照してください。

Oracle Endeca Serverソフトウェアをアンインストールする手順は次のとおりです。

  1. WebLogic Serverを停止します(これによってEndeca Serverのアプリケーションも停止します)。
  2. コマンド・プロンプトを開いて、$ENDECA_HOME/oui/binディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを使用してアンインストーラを実行します。
    • Linuxの場合: ./runInstaller -deinstall -jreLoc <jre_location>
    • Windowsの場合: setup.exe -deinstall -jreLoc <jre_location>

    jre_locationは使用しているシステム上のJava 6 JRE (Java Runtime Environment)の場所へのフルパスです。パスには空白を含めることができないことに注意してください。たとえば、Windowsの場合は次のようにします。

    setup.exe -deinstall -jreLoc c:\java\jdk1.6.0_43

    アンインストーラを実行すると、アンインストール・ウィザードの「ようこそ」画面が表示されます。

  4. 「ようこそ」画面に進む前に、コマンド・プロンプトを閉じるか、Endeca Serverルート・ディレクトリ外のディレクトリに移動します。

    Windowsでは、コマンド用のウィンドウが開いているために、ディレクトリ(プロンプトが開いている)が完全に削除されない場合があります。

  5. 「ようこそ」画面で、情報を確認してから「次へ」をクリックします。
  6. 「Oracleホームのアンインストール」画面で、アンインストールの詳細を確認し、「アンインストール」をクリックします。
  7. 確認の警告メッセージで、「はい」(Endeca Serverホーム・ディレクトリ全体を削除する場合)または「いいえ」(アンインストールするが、そのディレクトリは保持する場合)をクリックします。
  8. 「アンインストール完了」画面で、「終了」をクリックしてウィザードを終了します。

この手順では、WebLogic ServerからEndeca Serverドメイン・ファイルは削除されません。そのため、次のステップでWebLogic ServerからEndeca Serverドメインを削除します。