インストーラのソース・ディレクトリの設定

この項では、すべてのインストーラおよびオーケストレーション・スクリプト・ファイルを含むディレクトリを設定する方法について説明します。

この手順では、これらのパッケージがダウンロードされているものとします。
  • GenericバージョンのOracle WebLogicインストーラ(「Oracle WebLogic Server要件」を参照)。
  • 「Oracle ADF Runtime要件」で説明しているOracle ADF (Application Development Framework) Runtime 11.1.1.6の製品インストーラ。
  • Oracle Endeca Server (7.6) for Microsoft Windows x64 (64-bit)またはOracle Endeca Server (7.6) for Linux x86-64のEndeca Serverのインストール・パッケージ。

Endeca Serverのそれぞれのパッケージには、Oracle Endeca ServerのインストーラのZIPファイルおよびWindowsまたはLinuxのいずれかのオーケストレーション・スクリプトが含まれます。Endeca Serverのパッケージのいずれかは、Installersディレクトリに解凍します。

インストールのソース・ディレクトリを設定するには、次の手順を実行します。

  1. インストール・ファイルのディレクトリを作成します。

    インストール用のソース・ディレクトリの名前は任意ですが、この手順ではディレクトリ名はInstallersであるものとします。

  2. Oracle WebLogicのインストーラ(wls1036_generic.jar)をInstallersディレクトリにコピーします。
  3. Oracle ADF Runtimeのインストーラ(ofm_appdev_generic_11.1.1.6.0_disk1_1of1.zip)をInstallersディレクトリにコピーします。
  4. WindowsまたはLinuxバージョンのEndeca ServerのパッケージをInstallersディレクトリに解凍します。
    次のファイルが解凍されます。
    • endecaserver.zip: Oracle Endeca Serverのインストール用のZIP。
    • (解凍したパッケージに応じて)windows_OC.zipまたはlinux_OC.tar: Endeca Serverのオーケストレーション・スクリプトおよび構成ファイルを含むZIPまたはTARファイル。
  5. (オペレーティング・システムに応じて)windows_OC.zipまたはlinux_OC.tarファイルをInstallersディレクトリに解凍します。
    解凍すると、(windows_OC.zipから)windowsまたは(linux_OC.tarから)linuxという名前のディレクトリが作成されます。これらのディレクトリには、オーケストレーション・スクリプトおよびスクリプトの構成ファイルが含まれます。
これによって、Installersディレクトリには次が含まれるようになります。
  • wls1036_generic.jarファイル
  • ofm_appdev_generic_11.1.1.6.0_disk1_1of1.zipファイル
  • endecaserver.zipファイル
  • windowsまたはlinuxディレクトリ

ofm_appdev_generic_11.1.1.6.0_disk1_1of1.zipまたはendecaserver.zipファイルは解凍しないよう注意してください。これらの2つのZIPファイルは、オーケストレーション・スクリプトにより自動的に解凍されるので、ZIP形式で存在している必要があります。

次のタスクでは、オーケストレーション・スクリプトの構成ファイルを編集します。