サイレント・インストーラの実行

このトピックでは、コマンド・プロンプトからEndeca Serverのサイレント・インストーラを実行する方法について説明します。

このタスクの前提条件は次のとおりです。
  1. Oracle WebLogic ServerとApplication Developer Framework Runtimeの両方がマシンにインストールされている必要があります。
  2. レスポンス・ファイルを作成しておく必要があります。

この手順では、前提として、コマンドラインでサイレント・インストーラを実行しているものとします。ただし、バッチ・ファイルまたはスクリプトから実行することもできます。

WindowsまたはLinuxでサイレント・インストールを行う手順は次のとおりです。

  1. コマンド・プロンプトから、Endeca Serverインストーラをダウンロードしたディレクトリに移動します。
  2. 次のフラグを使用して、サイレント・モードでインストーラ(Windowsの場合はsetup.exe、Linuxの場合はrunInstaller)を実行します。
    • -silent: サイレント・モードの操作を指定します。
    • -response <path-to-response file>: 使用するレスポンス・ファイルとパスを指定します。
    • -jreLoc <path-to-JRE>: Java Runtime Environmentがインストールされている場所のパスを指定します。
    パスには空白を含めることができないことに注意してください。Windowsマシンでの例を次に示します。
    setup -silent -response c:\ES_install\ResponseFile -jreLoc c:\java\jdk1.6.0_43
正常にインストールされると、最後に次のメッセージが表示されます。
The installation of Oracle Endeca Server Top Level completed successfully.
サイレント・インストーラでは、yyyy-mm-dd_hh-mm-ssXM.log(XMはAMまたはPM)という名前でインストール・プロセスのログが作成されます。次に例を示します。
2013-02-14_03-29-39PM.log

ログ・ディレクトリ(Windowsではlogs、Linuxではlog)は、Oracleインベントリ・ディレクトリに格納されます。Linuxシステムで、Oracleインベントリ・ディレクトリの場所がわからない場合は、etc/oraInst.locファイルで検索できます。Windowsのインベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。