次の表に、以前のリリースと比較してこのEndeca Serverのリリースで変更となった概念および用語を示します。
新しい用語 | 説明 |
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コレクション |
Endeca Serverには、エンティティ(ビュー)を作成する機能は保持しながら、Endeca Server 7.6.0およびStudio 3.1.0から、コレクションが導入されています(Studioでは「データ・セット」といいます)。 コレクションでは、データ・ドメインの索引を論理的にバケットとしてグループ化できます。エンティティおよび構成Webサービス(sConfig)は、コレクションおよびエンティティ用にスキーマ・レコードを作成するために使用されます。 以前のリリースでは、ビューがレコードのグループ化に使用されました。これは、Endeca Serverのエンティティおよび構成Webサービス(sConfig)では、エンティティと表示されていました。 Endeca Server 7.6.0およびStudio 3.1.0には、エンティティ(ビュー)とコレクション(データ・セット)の両方が用意されており、ビューはStudioでユーザー・インタフェース・レベルでレコードをグループ化でき、コレクションはEndeca ServerによってホストされるEndecaデータ・ドメインの索引でレコードをグループ化できます。コレクションは、構成するEndeca Server接続内で、Studioではデータ・セットとして示されます。 レコードを最初にロードする際、単一のデータ・ドメインのコレクションに直接ロードできます。その後、会話Webサービス問合せおよびそのフィルタ・ルールを使用して、別のコレクションに属するレコードからレコードをフィルタできます。 なお、Studio 3.1.0では、ユーザーのシナリオおよびデータに応じて、ビュー(Endeca Serverでのエンティティ)およびデータ・セット(Endeca Serverでのコレクション)の両方を使用できます。 コレクションの作成方法の詳細は、Oracle Endeca Server開発者ガイドを参照してください。 |
フィルタ・ルール |
Endeca Serverでは、フィルタ・ルールを使用して、多数のコレクションの属性にフィルタを一度に適用できます。フィルタ・ルールは、エンティティおよび構成Webサービス(sConfig)を使用して、コレクションの作成後に作成できます。特定のフィルタ・ルールの属性によってコレクションをフィルタした場合、他のコレクションは同じフィルタ・ルールの他の属性によって絞り込まれます。たとえば、売上日別に「売上げ取引」コレクションを絞り込む場合、「Twitterの投稿」コレクションは投稿日別に絞り込まれます。選択フィルタ(絞込みで使用)やEQLフィルタ(範囲フィルタで使用)など、様々なタイプのフィルタにフィルタ・ルールを適用できます。 Studioでは、フィルタ・ルールは絞込みルールと呼ばれています。これにより、一度に多数のデータ・セットにフィルタを適用でき、ユーザーはEndeca Server接続内の様々なデータ・セットの属性を接続できます。 フィルタ・ルールの作成方法の詳細は、Oracle Endeca Server開発者ガイドを参照してください。 |
EQLセット(またはセット) | EQL (Endeca Query Language)では、コーパスからの複数割当て属性はセットとして表現されます。セットは、通常は複数割当て属性の値に由来する要素のグループで構成されます。
EQLのセットの変更の概要は、このガイドの「Endeca Query Languageの変更」を参照してください。 EQLでセットを使用する方法の詳細は、『Oracle Endeca Server EQLガイド』を参照してください。 |