Dgraphのフラグの変更

Dgraphのフラグの一部は、endeca-cmd put-dd-profile [create-options]と名前が変更され、endeca-cmd put-dd-profileコマンドの--argsパラメータを使用せずに、より単純に指定できるように変更されました。

以前のリリースでは、次のようにendeca-cmd put-dd-profile --argsコマンドを使用して、多数のフラグをデータ・ドメインのDgraphプロセスに指定できました。
endeca-cmd put-dd-profile MyProfile --description 
"test profile" --oversubscribe false --args --net-timeout 60
このリリースでは、一部の下位レベルのフラグは引き続きこの方法で指定します。ただし、--argsレベルで以前指定することができた次のフラグは、他の[create options]フラグと同様、より高いレベルでも指定できるようになりました。たとえば、このリリースでは、前述の例と似たこのコマンドは次のようになります。
endeca-cmd put-dd-profile MyProfile --description 
"test profile" --oversubscribe false --net-timeout 60
一部のフラグ名は、以前のリリースと比較して変更されていることにも注意してください。次の表に、(--argsを使用しない)異なる指定ができるようになったDgraphフラグおよびその新しい名前を示します。
Endeca Serverバージョン7.5.xのDgraphフラグの名前 Endeca Server 7.6.xのフラグの名前(endeca-cmd put-dd-profile --<Dgraph_flag>で指定する場合)
--ancestor_counts --ancestor-counts
--backlog-timeout --backlog-timeout
--esampmin --refinement-sampling-min
--implicit_exact --implicit-exact
--implicit_sample --implicit-sample
--net-timeout --net-timeout
--search_max --search-max
--snip_cutoff --snippet-cutoff
--snip_disable --snippet-disable
--stat-all --dynamic-category-enable
--unctrct --contraction-disable
--wildcard_max --wildcard-max
各フラグの詳細な説明は、『Oracle Endeca Server管理者ガイド』を参照してください。
注意: (--argsを使用した)Endeca Server 7.5.xと同じ方法での引数の指定、およびバージョン7.5.xと同様の名前を使用したコマンドは、(下位互換性のために)Endeca Server 7.6.xで許可されています。また、この方法で指定した引数は(--argsを使用しない)新しい方法で指定した引数に優先されます。このように下位互換性はありますが、これらの引数ではEndeca Server 7.6.xリリースで採用されている方法で指定することが推奨されます。同様に、クラスタWebサービスでの要求でのこれらの引数の表現は、同様の方法で処理されます(バージョン7.5.xと同様に指定することも可能で、このWebサービスから生成したJavaコードは大体バージョン7.6.xで再使用できます)。ただし、将来的にはこれらのフラグは推奨の方法で指定することをお薦めします。クラスタWebサービスのオプションの詳細は、『Oracle Endeca Serverクラスタ・ガイド』を参照してください。

また、Dgraphの--sslcipher <cipher-list>フラグが削除されています。このフラグを使用するかわりに、Endeca Serverには認可済の暗号一覧があり、他はサポートしていません(概要は、『Oracle Endeca Serverセキュリティ・ガイド』を参照してください)。Dgraphのフラグ、--stat-brelは非推奨であるため、使用しないでください。