dateTimeプロパティ

UTC日時のmdex:dateTimeの書式は次のとおりです。

yyyy '-' mm '-' dd 'T' hh ':' mm ':' ss {'.' s+} Z

変数の意味は次のとおりです。

• yyyyは、4桁の年を表します。年の値は、負数にできません(つまり、1 BCEより前の年を指定することはできません)。0000年も有効な年ではありません。
• 最初のmmは、月を表す2桁の数値です。最初の9つの月を表す数値には、先頭に0を付ける必要があります(たとえば、7月は07)。
• ddは、月の日にちを表す2桁の数値です(たとえば、月の3番目の日は03、30番目の日は30)。
• Tは、次に時刻が続くことを示すリテラルのセパレータです。
• hhは、時間を表す2桁の数値です。ただし、24を指定することはできません(24を表すには、時刻部分をすべて0にします)。
• 2番目のmmは、分を表す2桁の数値です。
• ssは、整数秒を表す2桁の数値です。
• '.' s+はオプションで、指定があれば小数秒を表します。内部表現はミリ秒までの精度であり、4桁以上を指定しても3桁に切り捨てられます。
• Z (空白なしで時刻に追加)は、この日時が協定世界時(UTC、グリニッジ標準時とも呼ばれる)であることを示すリテラルのインジケータです。Zは、UTCオフセットが0であることを示すゾーン指定子です。

たとえば、ニューヨーク市での2011年11月18日の正午を示すには、次のように指定します。

2011-11-18T17:00:00Z

別の方法として、mdex:dateTimeプロパティの値をローカル時間とUTCオフセットで指定できます。この表現の書式は次のとおりです。

yyyy '-' mm '-' dd 'T' hh ':' mm ':' ss {'.' s+} zzzzzz

タイムゾーンの書式は次のとおりです。

('+' | '-') hh ':' mm

変数の意味は次のとおりです。

• hhは、時間を表す2桁の数値です(必要に応じて先頭に0を付けます)。hhの値は、14より大きくすることはできません。
• mmは、分を表す2桁の数値です。mmの値は59より大きくすることはできません。ただし、hhが14の場合は、mmを00にする必要があります。
• '+'は、負ではない期間を示します。
• '-'は、正ではない期間を示します。

たとえば、ニューヨーク市での2011年11月18日の正午を示すには、次のように指定します。

2011-11-18T12:00:00+05:00

次のリクエストでは、2つのdateTimeプロパティを使用してレコード506が更新されます。

<ns:ingestChanges>
<ns:updateRecords>
 <ns:recordSpecifier>FactSalesID='506'</ns:recordSpecifier>
 <ns:addAssignments>
  <ns1:attribute name="dT1" type="mdex:dateTime">2011-10-18T17:00:00Z</ns1:attribute>
  <ns1:attribute name="dT2" type="mdex:dateTime">2011-11-18T12:00:00+05:00</ns1:attribute>
    </ns:addAssignments>
   </ns:updateRecords>
 </ns:ingestChanges>