単語分割の分析によって、スペル修正機能では、ユーザーの問合せ内で単語分割を変更することによって計算される代替問合せを考慮できます。
たとえば、問合せがBack Street Boysの場合、単語分割の分析では、代替のBackstreet Boysを考慮するようOracle Endeca Serverに指示します。
次の記述では、Oracle Endeca ServerのDgraphプロセスで単語分割の分析が機能する方法について説明しています。
- デフォルトでは有効になります。
- 単語分割の分析の一部として、Dgraphプロセスは、必要に応じて、元の語から分割を削除したり、元の語に分割を追加します。
- 問合せに対してDgraphが追加または削除を行う単語分割の最大数は、1です。
- 単語分割の分析によって作成される新しい語の最小の長さは、2文字です。Dgraphは、2文字より短い単語には修正しません。たとえば、anearは、a nearには修正されません。anおよびearの両方に一致するデータ・コーパスに実際の単語が存在する場合、an earに修正されます。
- 単語分割の分析が問合せに適用されると、語が分けられる部分文字列がデータに連続して出現する必要があります。たとえば、問合せbox17で開始すると、単語分割の分析によって、box 17が検出され、ハイフン(-)は検索文字として指定されていないと仮定し、box-17も検出されます。しかし、ターゲットの語が順番に出現していないため、17 old boxesは検出されません。