IN

IN式では、メンバーシップ・テストが実行されます。

IN式で対処できるユース・ケースとは、注目するセットを指定してから、そのセットに含まれる、または含まれない属性を持つレコードをフィルタリングするというものです。これが役に立つのは、HAVING式やPAGE式と組み合せる場合です。

構文は、次のとおりです。
[Attr1, Attr2, …] IN StatementName
次に示す例は、「売上額上位の顧客が購入するのはどの製品か」や「自分が購入した高額商品のメーカーからは、合計でいくら購入したか」という疑問の答えを見つけるのに役立ちます。
DEFINE HighValueCust AS SELECT
  SUM(SalesAmount) AS Value
GROUP BY CustId
HAVING Value>10000 ;

RETURN Top_HVC_Products AS SELECT
  COUNT(1) AS NumSales
WHERE [CustId] IN HighValueCust
GROUP BY ProductName
ORDER BY NumSales DESC
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