BETWEEN

BETWEEN式は、属性の値が特定の値範囲内にあるかどうかを判定します。

BETWEENが役に立つのは、WHERE句と組み合せる場合です。

BETWEENの構文は次のとおりです。
<attribute> BETWEEN <startValue> AND <endValue>
ここで、<attribute>は、その値がテスト対象になる単一割当て属性を表します。

BETWEENでは、範囲の両端の値も含まれます。つまり、TRUEが返されるのは<attribute>の値が<startValue>の値以上かつ<endValue>の値以下の場合です。

<attribute>のデータ型は、<startValue>および<endValue>と同一である必要があります(サポートされるデータ型は、integer、double、dateTime、duration、time、stringおよびBooleanです)。ただし、1つ例外があります。例外とは、integerとdoubleを混在できることです。integerはdoubleに昇格されるからです。

BETWEENの引数(つまり<attribute><startValue>または<endValue>)のうち1つでもNaN(Not a Number)値の場合は、式の評価結果はFALSEになります。

BETWEENの単純な例を次に示します。
RETURN Results AS
SELECT SUM(AMOUNT_SOLD) AS SalesTotal
WHERE AMOUNT_SOLD BETWEEN 10 AND 100
GROUP BY CUST_STATE_PROVINCE