WebLogic JVMのヒープ・サイズのカスタマイズ

デプロイメントの要件に合わせてデフォルトのJVMのヒープ・サイズを変更することができます。

WebLogicのデフォルトのJVMのヒープ・サイズは3GBです。このサイズは、$DOMAIN_HOME/binディレクトリに、Linuxの場合はsetDomainEnv.shファイルに、Windowsの場合はsetDomainEnv.cmdファイルに設定されています。ヒープ・サイズは-Xmxオプションとともに設定されています。

WebLogic JVMのヒープ・サイズを変更するには、次の手順を実行します。

  1. テキスト・エディタでsetDomainEnvファイルを開きます。
  2. このコメント行を探します。
    Linuxの場合:
    # IF USER_MEM_ARGS the environment variable is set, use it to override ALL MEM_ARGS values
    Windowsの場合:
    @REM IF USER_MEM_ARGS the environment variable is set, use it to override ALL MEM_ARGS values
  3. コメント行の直後に、次のいずれかの行を追加します。
    Linuxの場合:
    export USER_MEM_ARGS="-Xms128m -Xmx3072m ${MEM_DEV_ARGS} ${MEM_MAX_PERM_SIZE}"
    Windowsの場合:
    set USER_MEM_ARGS=-Xms128m -Xmx3072m %MEM_DEV_ARGS% %MEM_MAX_PERM_SIZE%
  4. ファイルを保存します。
  5. WebLogic Serverを再起動します。