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Oracle® Fusion Middleware Oracle Privileged Account Manager管理者ガイド
11gリリース2 (11.1.2)
B69534-07
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13 レポートの使用

この章では、様々なOracle Privileged Account Managerレポートを使用する方法について説明します。

この章では、次の項目について説明します。


注意:

Oracle Privileged Account Managerのレポートは、コマンド行またはOracle Privileged Account ManagerのRESTfulインタフェースを使用して管理できます。


13.1 レポートの表示

Oracle Privileged Account Managerレポートは、Oracle Privileged Account Managerが管理しているアカウントおよびターゲットの現在のステータスに関する情報を提供するリアルタイム・レポートです。


注意:

Oracle Privileged Account Managerレポートを開いて確認するには、「セキュリティ監査者」管理ロールを持つOracle Privileged Account Manager管理者である必要があります。


レポートを表示するには、「レポート」アコーディオンを開いて「レポート」リンクをクリックします。レポート情報が右側の「レポート」ページに表示されます。

13.2 デプロイメント・レポートの使用

「デプロイメント・レポート」リンクを選択すると、ターゲットおよび特権アカウントが現在どのようにデプロイされているかに関する情報が表示されます。図13-1は、レポートの例を示しています。

図13-1 サンプル・デプロイメント・レポート

図はサンプル・デプロイメント・レポートを示しています。

デプロイメントに関する情報は、次のポートレットに分類されます。

「表示」および「フィルタ」ドロップダウン・メニューを使用して、レポート内容の表示方法を制御できます。

13.3 使用状況レポートの使用

「使用状況レポート」リンクを選択すると、デプロイメントで特権アカウントが現在どのように使用されているかに関する情報が表示されます。

図13-2 サンプル使用状況レポート

図はサンプル使用状況レポートを示しています

この使用情報は、次のポートレットに分類されます。

13.4 エラー・レポートの使用

「エラー・レポート」リンクを選択すると、ターゲットおよびアカウントの失敗の現在の状態に関する情報が表示されます。

ターゲットまたはアカウントの失敗に関する情報は、次のポートレットに分類されます。

「表示」および「フィルタ」ドロップダウン・メニューを使用して、レポート内容の表示方法を制御できます。

13.5 チェックアウト履歴レポートの使用

「チェックアウト履歴」レポートを使用して、指定した期間中に実行されたアカウントのチェックアウトに関する情報を表示します。このレポートは、次の情報で構成されています。

「チェックアウト履歴」レポートを表示する手順は、次のとおりです。

  1. 「レポート」アコーディオンからチェックアウト履歴レポート・リンクを選択し、「チェックアウト履歴」ページを開きます。

  2. チェックアウト履歴の検索ポートレットを使用して、検索パラメータを構成します。

    • チェックアウトの検索対象となる「開始日」および「終了日」範囲を指定する必要があります。空白フィールドに日付と時刻を入力するか、「カレンダ」アイコンを使用します。

    • 「アカウント名」「ユーザー名」「ターゲット名」「パターン」の各フィールドの1つ以上に情報を入力します。


      注意:

      チェックアウト・イベントの記録内の文字列を検索するには、「パターン」フィールドを使用します。


    • 返される結果の数を制限するには、「問合せ」フィールドに値を入力します。

  3. 「検索」をクリックすると、結果が表に表示されます。次に例を示します。

    図13-3 チェックアウト履歴表の例

    チェックアウト履歴表の例を示す図

    注意:

    「記録」アイコン(「記録」アイコンの例を示す図)をクリックして、チェックアウト中のユーザーのアクションのトランスクリプトを開きます。