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Oracle® Fusion Middleware Oracle Privileged Account Manager管理者ガイド
11gリリース2 (11.1.2)
B69534-07
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12 セルフサービスの使用

この章では、Oracle Privileged Account Managerを使用するセルフサービス・エンド・ユーザー向けの手順について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

12.1 セルフサービスの使用方法の概要

セルフサービス・ユーザーは、Oracle Privileged Account Manager管理者権限も管理ロールも持っていません。

セルフサービス・ユーザーの基本ワークフローには、次のものが含まれます。

  1. アカウントの表示

  2. アカウントの検索

  3. アカウントのチェックアウト

  4. チェックアウトしたアカウントの表示

  5. アカウントのチェックイン

  6. セッションのチェックアウト

  7. チェックアウト済セッションの表示

  8. セッションのチェックイン

  9. アカウント・パスワードの表示


注意:

これらのタスクは、Oracle Privileged Account Managerのコマンド行ツールまたはOracle Privileged Account ManagerのRESTfulインタフェースを使用しても実行できます。

コンソールのかわりにこれらのインタフェースを使用する場合の手順は、付録A「コマンド行ツールの使用」または付録B「Oracle Privileged Account ManagerのRESTfulインタフェースの使用」を参照してください。


12.2 アカウントの表示

自分が現在権限受領者になっているすべてのアカウントのリストを表示するには、「ホーム」アコーディオンの「マイ・アカウント」を選択し、「検索」をクリックします。

「マイ・アカウント」ページがリフレッシュされ、すべてのアカウントが検索結果表にリストされます。このページでは、次の操作を実行できます。

12.3 アカウントの検索

アカウントを検索するには、第8.3項「特権アカウントの検索」の手順に従ってください。

12.4 アカウントを開く

自身が権限受領者であるアカウントに関する情報を表示する手順は、次のとおりです。

特権アカウントは、「マイ・アカウント」と「チェックアウト」ページのどちらからでも開けます。

「マイ・アカウント」ページから

  1. 「ホーム」アコーディオンで、「マイ・アカウント」を選択します

  2. 自身のアカウントをすべて表示するには、「検索」をクリックします。

    かわりに、第8.3項「特権アカウントの検索」の説明に従って、1つ以上の「アカウントの検索」パラメータを構成することで結果を絞り込んでから、「検索」をクリックできます。

  3. 「検索結果」表に結果が表示されたら、開くアカウントを見つけ、次のアクションの1つを実行します。

    • 検索結果表のアカウント名(アクティブ・リンク)をクリックします。

    • アカウント行を選択して「開く」をクリックします。

ターゲットおよびアカウント情報が含まれている「アカウント: AccountName」ページが開きます。

「チェックアウト」ページから

  1. 「ホーム」アコーディオンで、「チェックアウト」を選択します

  2. 「チェックアウト」ページが表示されたら、開くアカウントを検索結果表から見つけ、そのアカウント名(アクティブ・リンク)をクリックします。

ターゲットおよびアカウント情報が含まれている「アカウント: AccountName」ページが開きます。

12.5 アカウントのチェックアウトおよびチェックイン

自身に権限付与されている特権アカウントをチェックアウトするには、第8.5項「特権アカウントのチェックアウト」に記載されている手順に従ってください。

アカウントを再度チェックインするには、第8.6項「特権アカウントのチェックイン」の手順に従ってください。

12.6 チェックアウトしたアカウントの表示

現在チェックアウトしているすべてのアカウントのリストを表示するには、「ホーム」アコーディオンの「チェックアウト」を選択します。

次に示すように、検索結果表にすべてのチェックアウト済アカウントがリストされた「チェックアウト」ページが表示されます。

図12-1 チェックアウト済アカウントの例

2つのチェックアウト済アカウントを示す図

12.7 特権アカウント・セッションのチェックアウト

自身に権限付与されている特権アカウント・セッションをチェックアウトするには、第8.5.2項「特権アカウント・セッションのチェックアウト」に記載されている手順に従ってください。


注意:

チェックアウト済のセッションをチェックインするために特別な手順を実行する必要はありません。第8.6項「特権アカウントのチェックイン」に示す手順を使用する場合、チェックアウト・タイプ(パスワードかセッションか)に関係なくそのアカウントはチェックインされます。


12.8 パスワードの表示

必要に応じて、「パスワードの表示」オプションを使用することで、チェックアウトしたアカウントの現在のパスワードをクリア・テキストで表示できます。たとえば、パスワードを忘れた場合、この機能を使用してそのパスワードを再表示できます。

どのユーザーも、チェックアウトしたアカウントのパスワードを表示できます。ただし、チェックインしたアカウントまたは他のユーザーによってチェックアウトされたアカウントのパスワードにはアクセスできません。それを試みると、エラーが発生します。

パスワードを表示するには、第8.8.1項「アカウント・パスワードの表示」を参照してください。