OPatch
コマンドを実行して、デプロイされているOracle Identity Managerのバージョンを確認できます。このコマンドを実行すると、特定のOracleホーム・ロケーションに適用されたすべてのパッチがリストされます(適用済みのバンドル・パッチやワンオフ・パッチを含む)。
Oracle Identity Managerのサーバー・バージョンを確認するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、ORACLE_HOME環境変数を設定します。
export ORACLE_HOME=$OIM_ORACLE_HOME
OIM_ORACLE_HOME/OPatch/opatch/ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
opatch lsinventory
注意: 64ビット・カーネル上でOpatch コマンドを実行すると、次のエラー・メッセージが表示されます。
java.lang.UnsatisfiedLinkError: /opt/oracle/Oracle/Middleware/Oracle_OID1/oui/lib/solaris/liboraInstaller.so: ld.so.1: java: fatal: /opt/oracle/Oracle/Middleware/Oracle_OID1/oui/lib/solaris/liboraInstaller.so: wrong ELF class: ELFCLASS64 (Possible cause: architecture word width mismatch) この問題を回避するには、opatchを実行する前に次の環境変数を設定します。 export JVM_D64=-d64 |
Opatch
コマンドの出力には、OUIバージョン、Oracle IDM Suiteバージョン、およびこれまでに適用されたすべての個別パッチが表示されます。