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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Manager管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.2.0)
B69535-08
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11 参照の管理

この章では、Oracle Identity System Administrationのフォーム・デザイナを使用してOracle Identity Managerで参照を管理する方法について説明します。

Oracle Identity System Administrationのフォーム・デザイナを使用すると、次のことを実行できます。

11.1 参照タイプの検索

参照タイプを検索するには:

  1. Oracle Identity System Administrationにログインします。

  2. 左ペインの「構成」で、「参照」をクリックします。「検索と選択: 参照タイプ」ウィンドウが表示されます。

  3. 次のオプションのいずれかを選択します。

    • すべて: このオプションを選択すると、検索はAND条件で実行されます。つまり、指定されたすべての検索基準を満たす場合のみ検索操作が成功します。

    • いずれか: このオプションを選択すると、検索はOR条件で実行されます。つまり、指定された選択基準のいずれかに一致する場合に検索操作が成功します。

  4. 「意味」フィールドに、検索する参照値の人が読むための説明を入力します。


    注意:

    「意味」はデコード値で、「コード」はエンコード値です。「意味」フィールドの値は、人が読むためのフィールドの説明です。「コード」フィールドの値は、プロビジョニングに使用される実際のコード値です。たとえば、デコード値はLDAPグループ名、エンコード値はLDAPグループGUIDとなります。

  5. 「コード」の値に、検索する参照タイプのコード値を入力します。


    注意:

    検索条件を指定するには、パーセント(%)ワイルドカード文字を使用できます。

  6. 「説明」フィールドに、参照タイプの説明を入力できます。

  7. 「検索」をクリックします。検索条件に一致する参照タイプが表形式で表示されます。

  8. 検索結果表で行を選択します。図11-1に示すように、選択した参照タイプの詳細が「参照値」セクションに表示されます。

    図11-1 「検索と選択: 参照タイプ」ウィンドウ

    図11-1の説明が続きます
    「図11-1 「検索と選択: 参照タイプ」ウィンドウ」の説明

  9. 入力後、「OK」をクリックします。

11.2 参照タイプの作成

参照タイプを作成するには:

  1. 「検索と選択: 参照タイプ」ウィンドウを開きます。

  2. ツールバーの「参照タイプの作成」アイコンをクリックします。図11-2に示すように、「参照タイプの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    図11-2 「参照タイプの作成」ダイアログ・ボックス

    図11-2の説明が続きます
    「図11-2 「参照タイプの作成」ダイアログ・ボックス」の説明

  3. 「意味」および「コード」フィールドに値を入力します。これらのフィールドは必須です。「意味」および「コード」フィールドの説明は、「参照タイプの検索」のステップ4を参照してください。

  4. 「説明」フィールドに、オプションで参照タイプの説明を入力します。

  5. 参照タイプに対して1つ以上の参照コードを作成します。これを行うには、次のようにします。

    1. 「参照コード」セクションで、「参照コードの作成」アイコンをクリックします。「参照コード」セクションに行が追加され、参照コードの属性の値を指定できます。

    2. 「意味」、「コード」および「説明」属性の値を入力します。

    3. 参照コードを有効化する場合は、「有効」列のチェック・ボックスを選択します。

    4. 「順序」フィールドに、参照コードの順序を指定する数字を入力します。数値が低いほど優先度が高くなります。たとえば、1は優先度が最も高いことを示します。

    5. ステップaからdを繰り返して、参照コードを好きなだけ作成します。参照コードを削除するには、コードの行を選択し、「参照コードの削除」アイコンをクリックします。

  6. 「保存」をクリックします。参照タイプが作成されます。

11.3 参照タイプの変更

参照タイプを変更するには:

  1. 「検索と選択: 参照タイプ」ウィンドウを開きます。

  2. ツールバーの「参照タイプの編集」アイコンをクリックします。図11-3に示すように、「参照タイプの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    図11-3 「参照タイプの編集」ダイアログ・ボックス

    図11-3の説明が続きます
    「図11-3 「参照タイプの編集」ダイアログ・ボックス」の説明

  3. 「意味」および「説明」属性の値を変更するには、それぞれのフィールドで値を指定します。「コード」フィールドは読取り専用フィールドです。

  4. 参照コードを変更するには、参照コードの行を選択し、属性値を変更します。

  5. 「参照コードの作成」および「参照コードの削除」アイコンをそれぞれクリックして、参照値を追加または削除します。詳細は、「参照タイプの作成」のステップ5を参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。参照タイプが変更されます。


注意:

参照定義を更新してから、PurgeCacheユーティリティを実行する必要がありますが、新しい参照値が使用可能になる前に参照UDFをサンドボックスで再び保存する必要がありません。これは、OOTBフィールドおよびそれらのルックアップ定義にも適用できます。したがって、すべてのカテゴリのキャッシュをパージするには、PurgeCacheユーティリティを実行する必要があります。

キャッシュのパージの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareパフォーマンスおよびチューニング・ガイド』を参照してください。