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Oracle® Oracle Fusion Middlewareパフォーマンスおよびチューニング・ガイド
11gリリース2(11.1.2.2.0)
B71702-05
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28 Oracle Unified Directoryのパフォーマンス・チューニング

この章では、Oracle Unified Directoryのチューニングおよびサイズ設定のガイドラインを示します。この章の内容は、次のとおりです。

28.1 Oracle Unified Directoryについて

Oracle Unified Directoryは、大規模なデプロイメントへの対応、優れたパフォーマンスの提供、高い拡張性、および簡単なデプロイ、管理および監視を実現するために設計された、包括的な次世代ディレクトリ・サービスです。

28.2 パフォーマンスに関する考慮事項

Oracle Unified Directoryの目標は、高いパフォーマンスおよびスケーラビリティを実現することです。デフォルトのサーバー構成およびJVM設定でも、サーバーで優れた結果を実現できる可能性はありますが、若干の基本的なチューニングを行うことで、多くの場合、パフォーマンスが大幅に向上します。

Oracle Unified Directoryのデフォルト設定は、制限されたリソースを使用して機器を稼働させている評価担当者および開発者を対象としています。Oracle Unified Directoryを本番環境にデプロイする場合、Java仮想マシン(JVM)およびサーバー構成に対して若干の初期チューニングを行うことによって、スケーラビリティおよびパフォーマンスを向上(特に書込み操作の場合)させることができます。

また、パフォーマンス・チューニングの戦略は、ディレクトリ・サーバーとプロキシ・サーバーのどちらを実行しているかによって異なります。この項では、サーバーの使用状況に基づいてチューニングを検討する必要がある、いくつかの領域について説明します。具体的なチューニング・パラメータおよびその説明は、Oracle Unified Directory管理者ガイドの「パフォーマンスのチューニング」に記載されています。

また、特定のデプロイメント・シナリオでは、次の項目によってパフォーマンスが向上する場合があります。

28.3 Unified Directoryのパフォーマンスの監視

Oracle Unified Directoryでは拡張可能な監視フレームワークが提供されます。Oracle Unified Directoryのパフォーマンスは、Enterprise Manager Grid Controlプラグインを使用して監視することもできます。

詳細は、Oracle Unified Directory管理者ガイドの「Oracle Unified Directoryの監視」を参照してください。