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Oracle® Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド
リリース2 (2.3)
E48215-03
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orch.pack

マッパーまたはリデューサがキーと値のペアの値として記述する必要がある、1つ以上のメモリー内Rオブジェクトを圧縮します。

使用方法

orch.pack(...)

引数

. . .

カンマ区切りリストの1つ以上の変数、データ・フレームまたは他のメモリー内オブジェクト。

使用上の注意

スカラー以外のオブジェクトや複雑なRオブジェクト(データ・フレームやRクラスなど)を渡す場合、マッパー関数とリデューサ関数間でこの関数を使用する必要があります。スカラーやその他の簡単なオブジェクトでは使用する必要はありません。orch.packを使用して、出力値ごとにデータ形式、データセットおよび変数名を変更できます。

orch.packは、HDFSへの結果データセットの格納にも使用する必要があります。圧縮されたデータセットは、HDFSファイルに格納されても破損しません。

orch.pack関数の後に必ずorch.unpack関数を使用して、データを使用可能な形式にリストアする必要があります。

戻り値

特殊文字を使用しない、長い文字列の圧縮された文字列型データ

次のコード・フラグメントでは、orch.packを使用していくつかのRオブジェクトの内容をシリアライズされたストリームに圧縮してから、orch.keyvalを使用してキーと値のペアを作成します。

orch.keyval(NULL, orch.pack(
     r = r,
     qy = qy,
     yy = yy,
     nRows = nRows))