内容は次のとおりです。
Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.3)の変更点は次のとおりです。
新機能
Oracle Big Data Appliance X4-2
Oracle Big Data Applianceラックは現在、Sun Server X4-2Lサーバーが付属して出荷されています。
「サーバー・コンポーネント」を参照してください。
Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティ
Oracle Big Data Appliance構成生成ユーティリティは、構成ワークシートおよびスプレッドシートを置き換えます。ユーザーは構成の詳細を指定し、構成ファイル自体を生成できるようになりました。
第4章を参照してください。
セキュア・クラスタの構成の自動化
このリリースでは、Kerberos認証を使用するセキュア・クラスタの構成が完全に自動化されます。
「Kerberos」と『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
監査の構成の自動化
このリリースでは、Oracle Audit Vault and Database FirewallでHadoop監査証跡を公開することによって、完全に自動化された監査の構成がサポートされます。
「Audit Vault」と『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
ソフトウェアのアップグレード
このリリースでは、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.4、Cloudera Manager 4.7およびJava 7などを含めてソフトウェアの新しいバージョンがインストールされます。
「Oracle Big Data Applianceでのソフトウェアのアップグレード」と『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
ソース・コードを修正せずにPerfect Balanceを使用可能
次の構成プロパティを使用すると、Perfect Balanceを自動的に呼び出すことができます。
oracle.hadoop.balancer.autoAnalyze
oracle.hadoop.balancer.autoBalance
oracle.hadoop.balancer.runMode
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
非推奨になった機能
次の機能はこのリリースで非推奨になったため、今後のリリースでサポートされません。
Perfect Balance構成プロパティ
次の構成プロパティは、このリリースで非推奨となりました。
oracle.hadoop.balancer.driver.balance
oracle.hadoop.balancer.submitJob
oracle.hadoop.balancer.tools.useCountingReducer
Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.2.1)の変更点は次のとおりです。
新機能
個別パッチのインストールのサポート
Mammothは現在、個別パッチをサポートしています。
「個別パッチのインストール」を参照してください。
Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン
Mammothは、Oracle Big Data ApplianceでのEnterprise Managerエージェントのデプロイに対する追加サポートを提供します。
「Mammothインストールのステップ」を参照してください。
Enterprise Managerコマンドライン・ユーティリティ(emcli
)がOracle Big Data Applianceにインストールされます。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
アップグレードされたソフトウェア・バージョン
このリリースではJava HotSpot Virtual Machine 6 Update 51およびCloudera Manager Enterprise 4.6.3がインストールされます。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle Big Data Appliance リリース2 (2.2)の変更点は次のとおりです。
新機能
Oracle NoSQL Database用の別のクラスタ
HDFSとOracle NoSQL Databaseはクラスタを共有しません。クラスタは、CDH専用またはOracle NoSQL Database専用のいずれかです。2.1以前のクラスタをアップグレードする場合は、最初にOracle NoSQL Databaseを削除する必要があります。
1つのラックに複数のクラスタ
複数の異なる構成で、1つのラックに複数のクラスタを構成できます。
JobTrackerの高可用性
1つは常に稼働しているように、クラスタで2つのJobTrackerをサポートします。この変更をサポートするために、クラスタの別のノードでいくつかのソフトウェア・サービスが実行されます。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Perfect Balance
Perfect Balanceは、MapReduceの一部のジョブのパフォーマンスを改善する新しいツールです。
『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
次に、Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.1)に関する『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を示します。
スタータ・ラックとラック内アップグレード・キット
Oracle Big Data Applianceは18サーバーのフル・ラックのかわりに、6サーバーのスタータ・ラックを使用できます。アップグレード・キットはスタータ・ラックをサーバーを12に拡張し、2番目のアップグレード・キットはサーバーを18に拡張します。
「Oracle Big Data Applianceラック・コンポーネント」と「Oracle Big Data Applianceラックのレイアウト」を参照してください。
ラック内の複数のクラスタ
Oracle Big Data Applianceのフル・ラックで複数のHadoopクラスタを構成できるようになりました。最小のクラスタ・サイズは6サーバーです。クラスタのサーバー数は3の倍数で拡張する必要があります。
このサポートは、Oracle Big Data Appliance構成ワークシート、ネットワーク構成およびMammothソフトウェアのインストールに影響します。
第7章を参照してください。
Clouderaソフトウェアのアップグレード
Mammoth 2.2.0は、Cloudera's Distribution including Apache Hadoop (CDH) 4.3.0とCloudera Manager 4.6.0をインストールします。HiveはCloudera Managerによって管理されるため、Hiveの開始、停止および構成にはCloudera Managerを使用する必要があります。
Oracle Big Data Appliance 2.1、2.0または1.1ソフトウェアからアップグレードできます。
Oracle NoSQL Database Enterprise Edition
ライセンスがある場合、Community EditionのかわりにMammothにOracle NoSQL Database Enterprise Editionをインストールできます。
「「Cluster」ページ」を参照してください。
dcli
ユーティリティは、BdaDeploy.jsonファイルとBdaShip.jsonファイルに格納されたイーサネットIPアドレスを使用します。rack-hosts-infinibandファイルは廃止されました。
第13章を参照してください。
Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0.1)の『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を次に示します。
Mammothアップグレード・サポート
Mammothでは、ソフトウェアのバージョン1.1から2.0.1へのアップグレードがサポートされます。
Oracle Enterprise Managerサポート
Oracle Big Data Applianceでエージェントを実行し、Enterprise Managerシステム監視プラグインをサポートします。
「Enterprise Management Cloud Control」を参照してください。
次に、Oracle Big Data Applianceリリース2 (2.0)に関する『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』での変更点を示します。
Oracle Big Data Appliance X3-2
Oracle Big Data Applianceラックは、現在、Oracle Big Data Appliance X3-2という異なるハードウェア構成で出荷されています。Sun Server X3-2Lベース・ラックによって、Sun Fire X4270 M2ベース・ラックは置き換えられました。Oracle Big Data Applianceソフトウェアのすべてのバージョンは、両方のハードウェア構成で実行されます。
「Oracle Big Data Applianceラック・コンポーネント」を参照してください。
Cloudera's Distribution including Apache Hadoopバージョン4 (CDH4)
CDH4によって、CDH3は置き換えられました。CDH4では、NameNodeの自動フェイルオーバーが提供され、CDH3とは異なるサービスが使用されます。
CDH4で使用されるポートは、「Oracle Big Data Applianceソフトウェアのポート割当て」を参照してください。
CDH4の使用方法の詳細は、『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。