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Oracle® Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド
リリース12.1.2
B71711-11
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D Audit Vault and Database Firewallで使用されるポート

この付録では、Oracle Audit Vault and Database Firewallで使用されるTCPポートおよびUDPポートを示します。

ここでのトピック

Database Firewallをセキュア・ターゲット用にデプロイするときに必要となるポート

Database Firewallのデプロイメントによっては、外部ネットワーク・ファイアウォールで次の2つのクラスのポートを開いておく必要があります。

  • Database Firewallでセキュア・ターゲット・データベースを保護する構成にする場合は、データベースに向かうトラフィックが外部ネットワーク・ファイアウォールを通過してDatabase Firewallに到達できる必要があります。Audit Vault Serverのセキュア・ターゲットのページで必要なポートを構成します(『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください)。

  • プロキシ接続を許可してそれらの接続をデータベースに渡すように、Database Firewallを構成できます。プロキシ接続に必要なポートはDatabase Firewallの「Network Configuration」ページで構成します(『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください)。

これらのポートを変更しないことをお薦めします。

Audit Vault Serverによって提供されるサービス用のポート

表D-1に、Audit Vault Serverによって提供されるサービス用のポートを示します。これらのサービスはシステムの外部ユーザーによって使用され、ほとんどのサービスへのアクセスはAVDFシステム内で制御できます。外部ネットワーク・ファイアウォールが使用されている場合、これらのサービスのユーザー(クライアント)からAudit Vault Serverへの接続を許可するため、これらのポートは開いている必要があります。

表D-1 Audit Vault Serverによって提供されるサービス用のポート

ポート プロトコル・ファミリ プロトコル 用途 注意

22

TCP

SSH

システムへのコマンドライン・アクセス

デフォルトでは無効です。

161

UDP

SNMP

SNMPアクセス

デフォルトでは無効です。

443

TCP

HTTPS

管理コンソール(Webインタフェース)


1521

1522

TCP

Oracle Database

Audit Vaultエージェントのためのアクセス、Oracle Databaseへのアクセス(レポート用)



Database Firewallによって提供されるサービス用のポート

表D-2に、Database Firewallによって提供される一般サービス用のポートを示します。これらのサービスはシステムの外部ユーザーによって使用され、すべてのサービスへのアクセスをAVDFシステム内で制御できます。外部ネットワーク・ファイアウォールが使用されている場合、これらのサービスのユーザー(クライアント)からAVDFシステム内のDatabase Firewallへの接続を許可するため、これらのポートは開いている必要があります。

表D-2 Database Firewallによって提供されるサービス用のポート

ポート プロトコル・ファミリ プロトコル 用途 注意

22

TCP

SSH

システムへのコマンドライン・アクセス

デフォルトでは無効です。

161

UDP

SNMP

SNMPアクセス

デフォルトでは無効です。

443

TCP

HTTPS

管理コンソール(Webインタフェース)


2050 - 5100

TCP

AVDF内部プロトコル

ホスト監視から取得される受信トラフィック


2050 - 5100

TCP

Syslog

受信WAF(F5)違反アラート

強制ポイントで使用されるポート番号は、強制ポイントの「Advanced」設定ページで確認できます。『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。


Audit Vault Serverによる外部ネットワーク・アクセスのためのポート

表D-3に、Audit Vault Serverが使用する可能性のある外部サービス用のポートを示します。外部ネットワーク・ファイアウォールが使用されている場合、Audit Vault Serverでこれらのサービスをクライアントとして使用できるよう、関連ポートを開いておく必要があります。

表D-3 Audit Vault Serverによる外部ネットワーク・アクセスのためのポート

ポート プロトコル・ファミリ プロトコル 用途 注意

25

TCP

SMTP

電子メール配信


53

UDP

DNS

ドメイン名サービス


123

UDPおよびTCP

NTP

時間の同期


514

UDP、またはTCPとして構成

Syslog

syslogアラート

syslogサーバーへのTCPトランスポート接続の場合、Audit Vault Serverコンソールでポートを構成する必要があります。『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。

514

UDP、またはTCPとして構成

syslogトランスポートにおける特許を持つArcSightプロトコル

アラート

ArcSightサーバーへのTCPトランスポート接続の場合、Audit Vault Serverコンソールでポートを構成する必要があります。『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。

3260

TCP

ソフトウェアiSCSI

SANサーバー通信

このポートは、SANサーバーの登録時にAudit Vault Serverコンソールで構成できます。「SANサーバーの登録」を参照してください。


Database Firewallによる外部ネットワーク・アクセスのためのポート

表D-4では、Database Firewallで使用できる外部サービス用のポートを示しています。外部ネットワーク・ファイアウォールが使用されている場合、Database Firewallでこれらのサービスをクライアントとして使用できるよう、関連ポートを開いておく必要があります。

表D-4 Database Firewallによる外部ネットワーク・アクセスのためのポート

ポート プロトコル・ファミリ プロトコル 用途 注意

53

UDP

DNS

ドメイン名サービス


123

UDPおよびTCP

NTP

時間の同期


514

UDP、またはTCPとして構成

Syslog

syslogアラート

syslogサーバーへのTCPトランスポート接続の場合、Audit Vault Serverコンソールでポートを構成する必要があります。『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。

514

TCP

WAF (F5)アラート

WAF (F5)アラート

ポートはAudit Vault Serverコンソールで変更できます。『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。


AVDFの内部TCP通信用ポート

表D-5に、Database FirewallとAudit Vault Server間で使用されるサービス用のポートを示します。外部ネットワーク・ファイアウォールがこれらのシステムの間に配置されている場合、関連ポートが開いている必要があります。

表D-5 AVDFの内部TCP通信用ポート

ポート プロトコル・ファミリ プロトコル 方向 注意

443

TCP

HTTPS

Database FirewallがAudit Vault Serverからの接続を受け入れる

コマンド・インタフェース

1514

TCP

SSL

Audit Vault ServerがDatabase Firewallからの接続を受け入れる

イベントのレポートおよび監視