RDFグラフ・データ(トリプルおよびクワッド)は、キー/値ペアとしてOracle NoSQL Databaseに格納されます。RDFグラフ・データのキー/値ペアを簡単に分離できるように、RDF関連のデータについてOracle NoSQL Databaseに挿入されるすべてのキー/値ペアには接頭辞(カスタマイズが可能)を追加します。
重複するエントリはストアから削除されることに注意してください。重複するトリプルとクワッドは格納されません。ただし、空白ノードはRDFモデリングの一部なのでサポートされています。
各トリプル(クワッド)は、一連のキー/値ペアとしてNoSQL Databaseでモデル化されます。
各グラフは一連のクワッドとして管理され、キー/値ペアとしてOracle NoSQL Databaseに格納、エンコードされます。これらのキー/値ペアは、SPARQL問合せへの回答として使用されます。具体的に言うと、SPARQL問合せの各パターンがOracle NoSQL Databaseに対するmulti-get API呼出しに変換され、結果として得られたキー/値ペアが他の問合せパターンの結果と組み合されてクライアント用の最終的な結果セットが生成されます。
URIの指定とデータベースでのセマンティック・データの格納には、次の要件が適用されます。
主語はURIまたは空白ノードである必要があります。
プロパティはURIである必要があります。
目的語はURI、空白ノードまたはリテラルなど任意のタイプです。(ただし、null値とnull文字列はサポートされていません。)