31 CSV出力の生成
このトピックでは、大きいレポートのCSV出力を生成する方法について説明します。
数百万行を含むレポートを出力するには、CSV形式でのみレポートを出力する場合に選択します。 大規模なレポートの出力にCSV形式のみを選択すると、データ・プロセッサはXMLファイルを生成せずにCSV出力を直接生成するため、メモリー不足の問題が発生する可能性が低くなります。
要件
大量のデータのCSV出力を生成するには、次のことを確認してください:
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SQL問合せを使用してデータセットを作成します。
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「データ・モデル・プロパティ」ページで「CSV出力の有効化」プロパティを設定します。
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レポートの「データ(CSV)」出力形式のみを選択します。
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レポートの「自動実行」および「レポート・オンラインの実行」オプションの選択を解除します。
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レポートをスケジュールする場合は、出力タブの「再公開用のデータの保存」オプションの選択を解除します。
制限事項
データ・エンジンは、次の場合にCSV出力を生成できません:
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テンプレートを使用してCSV出力を書式設定することはできません。
CSV形式のレポートは、データ・モデルから誤って生成されます。 CSV出力には、各行の末尾にキャリッジ・リターン文字とライン・フィード文字が含まれています。
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SQL問合せにはCLOB/BLOB列が含まれます
問合せにCLOB列が含まれている場合、LOBはXMLデータまたは非構造化データである可能性があるため、データ・プロセッサはCSV出力を生成できません。 LOB列をCSV形式をフラット化に変換しても、スケーリングされません。 このタイプの変換には、データ・エンジン内に書式設定エンジンを組み込むのと同様の複雑なコード変更が必要です。
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データ・モデルには、複数のグループを持つ複雑な親子データセット階層があります
データ・モデルに複雑な親を持つ複数のデータセットがある場合 - 子リンク。データ・エンジンはCSV出力を生成できません。
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SQL問合せにはDFF/EFF列が含まれます
問合せにDFF列(付加フレックスフィールド)またはEFF列(拡張可能フレックスフィールド)が含まれている場合、データ・プロセッサはCSV出力を生成できません。 各DFF列またはEFF列は、ネストされたサブグループとして問合せで処理されるため、ネストされたXMLデータが生成されます。 ネストされたXMLデータをCSVファイルに直接フラット化することはできません。
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データ・モデルには、SQLデータセットと非SQLデータセットの両方があります
データ・モデルにSQLデータセットと非SQLデータセット(webサービス、HTTP、XMLなどの非標準データセット)が混在している場合、データ・プロセッサはCSV出力を生成できません。
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データ・モデルに非標準SQL問合せがあります
データ・モデルにプロシージャや参照を返すファンクションなどの非標準問合せがある場合、データ・プロセッサはCSV出力を直接生成できません。 ネストされたXML構造を返す非標準問合せは、データ・エンジン内で処理できません。
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スケジュール済レポートには複数の出力フォーマットがあります
スケジュールされたレポートに複数の出力形式を選択した場合、データ・プロセッサはCSV出力を生成しません。
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スケジュール済レポートではバースティングを使用
データの分割と配信にはRAW XMLデータが必要です。 データ・エンジンでバースティング・レポートのCSV形式を生成できません。