一括エクスポートの実行
一括エクスポートを使用して、大量のデータを抽出できます。 オブジェクトのレコードの全セットを抽出することも、増分抽出を実行することもできます。
一括データ・エクスポートを実行するには:
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エクスポート・プロセス定義を作成します。 エクスポート・プロセス定義は、エクスポート・マップと処理スケジュールで構成されます。
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エクスポート・プロセス定義のエクスポート・マップでは、次の処理を行います。
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エクスポート対象の属性を選択します
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エクスポート対象のデータをフィルタします
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エクスポート・ジョブをスケジュールします。
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エクスポート・ジョブをアクティブ化します。
一括エクスポートの定義
マッピング・ファイルを定義した後、作成したマッピング・ファイルを使用してオブジェクト・データをエクスポートするエクスポート・プロセスを作成します。
一括エクスポート・プロセスを定義するには:
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「設定および保守」作業領域で次のようにナビゲートします。
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オファリング: 販売
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機能領域: データのインポートおよびエクスポート
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タスク: エクスポート・プロセスのスケジュール
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「処理」メニューから「作成」を選択し、「エクスポート・プロセス定義の作成: 基本情報の入力」ページを表示します。
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名前やエクスポート・マップなどの、エクスポート・プロセスの基本情報を入力します。
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「次」をクリックし、「エクスポート・プロセス定義の作成: エクスポート・オブジェクトの構成」ページを表示します。
このページで、エクスポートするエクスポート・オブジェクトおよびエクスポート・プロセスに使用するマッピングを定義します。
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このマッピングを他のエクスポート・プロセスで再利用する場合は、オプションでマッピングの名前を入力できます。 オブジェクトがエクスポートされるたびに、オブジェクトのマッピング・ファイルによってエクスポートされるデータが判別されます。 1つのエクスポート・オブジェクトに対し、エクスポートするオブジェクトの様々な詳細に応じて複数のマッピング・ファイルを設定できます。
ノート: エクスポート・マッピングはオプションです。 エクスポートを実行するために既存のマッピングを選択する必要はありません。 -
「処理」メニューから「作成」を選択し、「エクスポート・オブジェクトの管理」ダイアログ・ボックスを表示します。
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「使用可能なオブジェクト」リストからオブジェクトを選択し、「選択したオブジェクト」リストに移動して、「完了」をクリックします。
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ページの「詳細」領域で、エクスポートする属性を定義します。 次の内容を定義できます。
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エクスポートする属性。 エクスポートする属性の「使用可能」を選択します。
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属性のヘッダー・テキスト。 「ヘッダー・テキスト」列でヘッダー・テキストを編集します。 この値は、エクスポート・プロセスによって生成されるファイルで列ヘッダーとして使用されます
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「フィルタ基準の編集」列のボタンをクリックして、フィルタを定義し、エクスポートするデータを決定します。
ノート: 増分抽出の場合は、エクスポートする行を決定するために、タイムスタンプを使用するフィルタを作成できます。 -
「次」をクリックし、「エクスポート・プロセス定義の作成: スケジュールの作成」ページを表示します。
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エクスポート・プロセスをすぐに実行するか後で実行するかを選択します。 2種類のエクスポート・スケジュールがサポートされています。
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増分エクスポート
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標準エクスポート
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「次」をクリックし、「エクスポート・プロセス定義の作成: レビュー」ページを表示します。
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エクスポート・プロセスの詳細をレビューし、「アクティブ化」をクリックします。
各エクスポート・プロセスが実行し、完了した後、カンマ区切りまたはタブ区切りのデータ・ファイルが作成され、データ・エクスポート・プロセスの添付ファイルとして格納されます。 表示基準に一致するレコード数が100万レコードを上回る場合、または生成されるエクスポート・ファイルのサイズが100 MBを上回る場合、データ・エクスポート・プロセスにより複数のファイルが生成されます。 生成されたエクスポート・ファイルは、「_001」から始まる「_NNN」が名前に追加され、番号付けされます。
Webサービスを使用してエクスポート・プロセスをスケジュールおよび開始することもできます。 この場合、getAttachment
webサービスを使用してデータ・ファイルをダウンロードできます。