Oracle Fusion Cloud ProcurementのREST API

購買依頼ヘッダーまたは明細の取下げ

購買依頼を承認プロセスから取り下げて変更を加えたり、購買依頼を別の承認者にルーティングできます。承認待ちまたは承認済の購買依頼または購買依頼明細について、購買依頼RESTリソースに対する購買依頼の取下げユーザー定義処理を使用できます。承認された場合、購買依頼明細は、購買オーダー、転送オーダー、落札済ネゴシエーションまたは待ち状態のバイヤー変更に関連付けられていない必要があります。購買依頼のすべての明細を取り下げると、購買依頼が取り下げられます。

取下げ操作の後、購買依頼は承認プロセスまたは承認済ステータスから削除されます。購買依頼明細ステータスが取下済に変わります。購買依頼のすべてのアクティブな明細が取り下げられると、購買依頼ステータスも取下済に変わります。文書履歴は、ヘッダーおよび明細ステータス変更のエントリで更新されます。その後、取下済ステータスの購買依頼明細および購買依頼にパッチを適用できます。購買依頼に取下済ステータスの明細が少なくとも1つある場合は、新規明細を追加することもできます。

購買依頼または購買依頼明細を取り下げることができるようにするには、購買依頼の作成者である必要があります。

これらのシナリオについて簡単に説明します。

待ち状態の承認購買依頼の取下げ。
ダウンストリーム文書に関連付けられていない承認済明細を取り下げ、バイヤーの処理を保留していません。

承認待ち購買依頼の取下げ

組織の作成者であるJim Kenworthyが、プロジェクト・リードのチームにオフィス用品をオーダーするための購買依頼を発行したとします。調達依頼が承認待ちのままで、Jimはオフィス用品の追加リクエストを受け取ります。購買依頼はまだ承認の初期段階であるため、Jimは購買依頼を取り下げて変更を加えることにしました。

購買依頼が取り下げられた後、Jimは明細にパッチを適用して数量を更新し、新規明細を追加し、承認のために購買依頼を再発行できます。

URLの例

次のリソースURL形式を使用します:

POST

curl -u username:password -X POST -H "Content-Type:application/vnd.oracle.adf.action+json" -d 'request payload' 
"https://servername/fscmRestApi/resources/version/purchaseRequisitions/RequisitionHeaderId"

リクエストの例

JSON形式のリクエスト本文の例を次に示します:

{
    "name":"withdraw",
    "parameters":[]
}

レスポンスの例

JSON形式の応答本文の例を次に示します。

{
    "result": {
        "STATUS": [
            {
                "CODE": "SUCCESS"
            }
        ]
    }
}

ダウンストリーム文書に関連付けられていない承認済購買依頼明細の取下げと、バイヤー処理待ちではない

組織の作成者であるJim Kenworthyが、プロジェクト・リードのチームにオフィス用品をオーダーするための購買依頼を発行したとします。購買依頼が承認された後、Jimは必要以上のノートブックをオーダーしたことに気付きました。購買依頼はすでに承認されているため、Jimはノートブックの購買依頼明細のみを取り下げて、購買数量を減らすことにしました。

明細が取り下げられた後、Jimは明細にパッチを適用して数量を更新し、承認のために再発行できます。取下済ステータスの明細が1つになったという事実を利用するために、Jimは新規明細を転記し、承認のために更新を発行することもできます。