参照データ・セットの参照オブジェクトへの割当て

「参照データセット割当の管理」ページを使用して、参照データ・セットを参照オブジェクトに割り当てることができます。複数の割当の場合は、異なる参照データ・セット・タイプをグループに分類し、それらを参照エンティティ・オブジェクトに割り当てることができます。

割当では、決定要因タイプ、決定要因および参照グループ(存在する場合)が考慮されます。

決定要因タイプ

パーティション化された参照データは、決定要因タイプと呼ばれるビジネス・コンテキスト設定に基づいて共有されます。決定要因タイプは、データ割当プロセスで使用される参照場所です。次の表に、参照データの割当で使用される決定要因タイプを示します。

決定要因タイプ

説明

資産台帳

元帳またはビジネス・ユニットに属する資産の取得、減価償却および除・売却に関する情報。

ビジネス・ユニット

企業内の部門または組織。

原価組織

企業内の様々な在庫ならびにコスト・センターに関する原価会計および報告で使用される組織。

プロジェクト・ユニット

一貫したプロジェクト管理プラクティスの適用の責任を負う企業内の論理組織。

参照データ・セット

共有される他の参照データ・セットへの参照。

決定要因

決定要因(決定要因値とも呼ばれる)は、選択する決定要因タイプに対応する値です。決定要因は、適切な参照データ・セットの選択基準の1つになります。

参照グループ

トランザクション・エンティティは複数の参照エンティティ(通常は設定データとみなされる)を持つ場合があります。ただし、いずれの参照エンティティも、ビジネス・ポリシーと法的ルールを同様に実装することから、すべて同じように扱われます。アプリケーション内のこのような参照エンティティは、参照グループと呼ばれる論理ユニットにグループ化されます。たとえば、販売オーダー・タイプ詳細を定義するすべての表およびビューは、同じ参照グループに属することがあります。参照グループは、参照グループ表で事前定義されています。