承認グループの作成

承認グループは、ワークフロー・タスクを処理できる特定のユーザーのセットです。タスクが承認グループにルーティングされるように、承認ルールを設定できます。承認グループには、他の承認グループを含めることができます。

  • パラレル関係者の承認グループにタスクが割り当てられている場合、グループ内のユーザーはタスクを要求して処理できます。タスクが要求されると、グループ内の他のユーザーはタスクを処理できません。ただし、タスクを要求した個人がタスクをリリースした場合、グループの他のユーザーがそのタスクを要求できます。

  • これがシリアル関係者の場合は、タスクは承認グループの各メンバーに順番にルーティングされるため、全員が処理する必要があります。

  • ワークフローには2つのタイプのグループがあります。一方は、ここで説明する、ルーティングを定義するためにタスク構成で使用できる承認グループです。もう一方は、ユーザーがタスクを委任または再割当するときに選択できるLDAPグループですが、LDAPグループの使用はお薦めしません。

事前定義済の承認グループはないため、承認グループを作成するかどうかはユーザーが決定します。その方法を次に示します。

  1. 「設定と保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「承認グループの管理」タスクに移動します。

  2. BPMワークリストの「承認グループ」タブで、「グループ」ツールバーの「承認グループの作成」アイコンをクリックします。

  3. 「詳細」ページで、グループ名を入力します。

  4. 「メンバー」セクションで「メンバーの追加」アイコンをクリックします。

  5. 「グループに追加」ダイアログ・ボックスで、グループに追加する内容に応じて「ユーザー」または「承認グループ」を選択します。

  6. 特定のユーザーまたはグループを検索して選択し、「OK」をクリックします。

  7. さらにメンバーを追加し、必要に応じて編集または削除します。

    ノート: シリアル関係者に使用する承認グループについては、タスクを割り当てる順序でメンバーを追加します。ユーザー1、ユーザー2、ユーザー3の順に追加した場合、タスクは最初にユーザー1、次にユーザー2、最後にユーザー3に割り当てられます。
  8. 「保存」をクリックします。

注意: 承認グループが1つ以上の承認ルールで使用されている場合は削除しないでください。その場合もグループを編集できます。