値セットの値をアップロードするためのフラット・ファイルの要件

コンテンツ・リポジトリから大量の値セットの値データをインポートできます。

値セットの値をコンテンツ・リポジトリにアップロードするには、追加または更新する値セットの値を含むフラット・ファイルを作成します。これらのフラット・ファイルをアップロードするには、「ファイル・インポート/エクスポート」ページを使用します。

一般要件

フラット・ファイルの最初の行には、値セットの値データのすべての必須列を含む列名が、「|」(パイプ)文字で区切られて、含まれている必要があります。後続の各行には、列名と同じ順序で指定されたデータの行が、「|」 文字で区切られて含まれている必要があります。

フラット・ファイルを作成するための要件は、次に示す値セットのタイプによって異なります。

  • 独立値セット

  • 従属値セット

独立値セット

独立値セットの値をアップロードするためのフラット・ファイルには、必須列が含まれている必要があります。次の表に、3つの必須列とそのデータ型を示します。

列名

データ型

ValueSetCode

VARCHAR2(60)

Value

VARCHAR2(150)

Enabled Flag

VARCHAR2(1)、YまたはN

ノート: オプションの列も指定できます。

例:

  • 最小限の列しか持たないCOLORS独立値セットに値をアップロードするには、次のフラット・ファイルを使用できます。

    ValueSetCode | Value | EnabledFlag
    COLORS | Red | Y
    COLORS | Orange | Y
    COLORS | Yellow | Y
  • 追加の(オプションの)列を持つSTATES独立値セットに値をアップロードするには、次のフラット・ファイルを使用できます。

    ValueSetCode | Value | Description | EnabledFlag
    STATES | AK | Alaska | Y
    STATES | CA | California | Y
    STATES | WA | Washington | Y

従属値セット

従属値セットの値をアップロードするためのフラット・ファイルには、必須列が含まれている必要があります。次の表に、4つの必須列とそのデータ型を示します。

列名

データ型

Value Set Code

VARCHAR2(60)

Independent Value

VARCHAR2(150)

Value

VARCHAR2(150)

Enabled Flag

VARCHAR2(1)、YまたはN

ノート: オプションの列も指定できます。

例:

CITIES従属値セット(STATES独立値セットに依存)に値をアップロードするには、次のフラット・ファイルを使用できます。

ValueSetCode | IndependentValue | Value | EnabledFlag
CITIES | AK | Juneau | Y
CITIES | AK | Anchorage | Y
CITIES | CA | San Francisco | Y
CITIES | CA | Sacramento | Y
CITIES | CA | Los Angeles | Y
CITIES | CA | Oakland | Y

追加のオプション列

必須列に加えて、オプション列を追加できます。次の表に、従属値セットと独立値セットの両方のオプション列を示します。

列名

タイプ

Translated Value

VARCHAR2(150)、翻訳可能な値セットで使用

Description

VARCHAR2(240)

Start Date Active

DATE (形式はYYYY-MM-DD)

End Date Active

DATE (形式はYYYY-MM-DD)

Sort Order

NUMBER(18)

Summary Flag

VARCHAR2(30)

Flex Value Attribute1 ... Flex Value Attribute20

VARCHAR2(30)

User-defined Value Attribute1 ... User-defined Value Attribute10

VARCHAR2(30)

付加フレックスフィールドをサポートするためのオプション列

「値セットの管理」ページの値セット値でこれらの追加列を取得することもできます。これらの追加列を取得するには、FND_VS_VALUES付加フレックスフィールドを構成する必要があります。この付加フレックスフィールドは、値セット・コードに対応するコンテキスト・コードを必要とします。

列名

説明

globalSegment1ApiName

この列は、FND_VS_VALUES付加フレックスフィールドで定義されたグローバル・セグメントのAPI名に対応します。

contextSensitiveSegment1ApiName

この列は、FND_VS_VALUES付加フレックスフィールドで定義されたコンテキスト依存セグメントのAPI名に対応します。

次に、値セット・コードを含むサンプル・ファイルを示します。

ValueSetCode|IndependentValue|IndependentValueNumber|IndependentValueDate|IndependentValueTimestamp|Value|ValueNumber|ValueDate|ValueTimestamp|TranslatedValue|Description|EnabledFlag|StartDateActive|EndDateActive|SortOrder|SummaryFlag| globalSegment1ApiName | contextSensitiveSegment1ApiName
VS1|||||DFF|||||Testing for  WS updated|Y|2000-01-11|2000-01-2|1||seg1v1|ndseg1vs3
VS1|||||KFF|||||Testing for  WS updated without segments|Y|2000-1-11|2000-01-22|1|seg1v2|nd1seg1vs4