国拡張機能の選択
この例では、企業で国および地域の給与関連機能を構成する方法を示します。
Vision社では、複数の国に従業員がおり、国によって給与制度が異なります。
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米国およびイギリスでは、Oracle Fusion Global Payrollを使用して従業員に支払います。
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フランスでは、「給与インタフェース」抽出定義を使用して、給与関連データを抽出し、第三者給与プロバイダに送信します。
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中国では、Oracle Fusion ApplicationsにHRデータのみを格納し、給与用のデータは必要ありません。
次の表に、国の製品使用を決定する際の主な検討事項の概要を示します。
考慮する意思決定事項 |
この例の場合 |
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プランに国のOracle Fusion内の給与処理が含まれていますか。 |
はい。米国とイギリスではGlobal Payrollを使用します |
プランに国の第三者プロバイダに対する給与関連データの抽出または転送が含まれていますか。 |
はい。フランスでは給与インタフェース抽出を使用します |
プランにHR詳細の処理のみが含まれていますか。 |
はい。中国ではGlobal HRを使用します |
拡張機能の設定方法
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「自分のクライアント・グループ」→「詳細の表示」→「給与」から、「国または地域別の機能」タスクを選択します。
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「選択された拡張」リストで、次の表に示すように国の国拡張機能を選択します。
次の表に、国名およびこのシナリオで選択できる製品使用を示します。国
拡張機能
アメリカ合衆国
給与
イギリス
給与
フランス
給与インタフェース
中国
人事管理またはなし
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