組織内の他のユーザー向けの作業領域リストの作成
すべてのユーザーが様々な作業領域で個人リスト(保存済検索)を作成できますが、管理者は組織全体または選択したジョブ・ロールのリストを作成できます。
他のユーザーのリストを作成するには、サンドボックスのページ・コンポーザ・ツールを使用してリストを作成する必要があります。 変更は、サンドボックスの公開後に有効になります。
開始する前に
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ページ・コンポーザをツールとして選択して、サンドボックスを作成して入ります。 他のツールではジョブ・ロール・レベルでの変更を有効にしないため、特定のジョブ・ロールのリストを構成する場合は、別のサンドボックスを作成することをお薦めします。
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に移動します。
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「サンドボックスの作成」をクリックします。
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「サンドボックスの作成」ページで、名前を入力し、ツールとして「ページ・コンポーザ」を選択します。
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特定のジョブ・ロールに対して変更を加える場合は、ページ・コンポーザでジョブ・ロールを指定します。
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ページ・コンポーザの「サポート・コンテキスト」列で「編集」をクリックします。
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サンドボックス・コンテキストの編集ウィンドウで、ジョブ・ロールを選択します。
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「OK」をクリックします。
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「作成して入る」をクリックして入力します
サンドボックス・ツールバーがページの最上部に表示されます。
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変更する作業領域に移動します。
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ページ・コンポーザを開くには、ページ上部にあるサンドボックス・バーの「ツール」メニューからツールを選択します。
リストの作成
サンドボックスとページ・コンポーザのツールバーの両方がページ上部に表示された状態で、次のステップに従ってリストを作成します。 既存のリストを編集し、新しい名前で保存して、新しいリストを作成します。
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作業領域ランディング・パッドで、「リスト」フィールドの横にある「拡張検索の表示」をクリックします。
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「拡張検索」パネルの「保存済検索」リストから、新しい保存済検索を作成する開始点として使用する保存済検索を選択します。
ヒント: 管理者作成のフィールドなど1つのフィールドのみを使用してリストを作成するには、名前またはクローズ日がタイトルに含まれる検索を選択します。 商談とリードについては、「クローズ日」保存済検索を選択します。 他のすべてのオブジェクトの場合、「アカウント名」保存済検索や「担当者名」保存済検索など、名前保存済検索を選択します。 -
変更を加えます。 次のことが可能です。
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検索範囲を変更するために、異なるレコード・セットを選択します。 たとえば、「自分のテリトリ階層」を選択することで、自分のテリトリとその下位階層にあるテリトリ内のすべてのレコードが検索されます。 使用可能なレコード・セットは、オブジェクトによって異なります。
保存済検索のパフォーマンスを向上させるには、保存済検索をより小さいレコード・セットに制限します。 たとえば、表示可能なすべてのレコードを検索するのではなく、自分のテリトリ階層内のすべてのレコードを検索します。 または、検索をより小さい地理的地域に制限します。 たとえば、国全体ではなく、1つの都道府県内のすべてのアカウントを検索します。
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「追加」をクリックして、フィールドを追加します。
ノート: 管理者によって作成されたフィールドを検索に追加する場合、最適な検索パフォーマンスを得るには、フィールドにインデックスを作成する必要があります。 -
検索内のフィールドに、異なる演算子を選択します。 フィールドごとに異なる演算子のほとんどは、見ただけで意味がわかりますが、より複雑な演算子についての説明を次に挙げます。
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次の間にある
日付フィールドに「次の間にある」演算子を選択すると、検索の特定の日付範囲を入力するよう求められます。
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「昨日」、「本日」、「明日」、「前週」、「今週」、「次週」、「前月」、「今月」、「次月」などのローリング時間演算子
たとえば、今月作成された案件を検索すると、現在の暦月に作成された案件が返されます。 ローリング時間フィルタでは、ログインしたユーザーのタイムゾーンを計算に使用します。
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現在のユーザー
一部のフィールド(「最終更新者」や「作成者」など)では、サインインした各ユーザーに関連するレコードのみを表示するリストを作成できます。 たとえば、現在のユーザーが最後に更新したすべての商談のリストを作成すると、すべてのユーザーが最近自分で更新した商談を表示できます。
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「空白である」、「空白でない」、「次と等しくない」
「空白である」演算子を選択すると、テキスト・フィールドの値の欠落しているレコードや、値のリストによって検証されたフィールドなどを検索できます。 管理者は、2つのシステム・プロファイル・オプションを設定して、必須ではないフィールドでこれらの演算子を使用できます。 「テキスト・フィールドに対する追加検索演算子使用可能」(ZCA_ENABLE_ADDITIONAL_TEXT_OPERATORS)プロファイル・オプションを使用すると、テキスト・フィールド検索で「空白である」演算子と「空白でない」演算子が有効になります。 「値リストに対する追加検索演算子使用可能」(ZCA_ENABLE_ADDITIONAL_LOV_OPERATORS)を使用すると、値リスト(固定の選択肢と動的選択リスト・フィールドの両方)によって検証されたフィールドで「空白である」、「空白でない」、「次と等しくない」の各演算子が有効になります。
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「表示」メニューから「列」を選択することで、検索結果表に表示する属性を指定します。
特定の列を選択するか、すべての列を表示できます。
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「順序変更」をクリックして、フィルタ条件の順序を変更します。
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検索に自分が追加したフィールドをすべて削除します。
Oracleが提供するフィールドは削除できません。 自分で追加したフィールドのみを削除できます。
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「検索」をクリックして、検索をテストできます。
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結果に満足したら、「保存」をクリックします。
保存済検索の作成ウィンドウが表示されます。
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保存済検索の新しい名前を入力します。
Oracleから提供された保存済検索の名前をアプリケーションで再利用することはできません。
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「自動的に実行」オプションが選択されたままであることを確認します。 このオプションを選択すると、UIでリストを選択するたびに問合せが実行されます。
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ユーザーが作業領域に移動する際にこの検索で生成されるリストが表示されるようにする場合は、「デフォルトとして設定」オプションを選択します。
ノート: 検索をデフォルトにしても、個々のユーザーが独自に使用するために作成したデフォルトの検索はオーバーライドされません。 各ユーザーは、管理者が提供するリストをパーソナライズできます。 -
「OK」をクリックして、作業領域ランディング・ページに戻ります。
作業の保存とサンドボックスの公開
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変更が完了したら、ページ・コンポーザ・ツールバーで「閉じる」をクリックして、変更を保存する必要があります。
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サンドボックス名をクリックし、「公開」を選択して、サンドボックスを公開します。