事業所ベースのアクセスの有効化および無効化
ロールと登録済IPアドレスに基づいて、ユーザーのタスクおよびデータへのアクセスを許可できるように、事業所ベースのアクセスを有効にできます。 デフォルトでは、事業所ベースのアクセスは無効になっています。
開始する前に
テスト環境で事業所ベースのアクセスを構成し、本番環境で構成する前に試行します。 事業所ベースのアクセスを有効にするには、「ITセキュリティ・マネージャ」ロールが必要です。 さらに、次の手順を実行する必要があります。
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有効なEメール・アドレスを設定します。 必要に応じて、事業所ベースのアクセス制御のリセットまたはリカバリの通知がそのEメール・アドレスに送信されます。
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通知テンプレート「ORA管理アクティビティ要求テンプレート」が使用可能なユーザー・カテゴリに自分自身を追加します。
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有効なIPアドレスのリストを準備しておきます。
事業所ベースのアクセスの有効化
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をクリックします。
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「管理」ページで、「事業所ベースのアクセス」タブをクリックします。
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「事業所ベースのアクセス使用可能」を選択します。
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「IPアドレス許可リスト」テキスト・ボックスで、1つ以上のIPアドレスをカンマで区切って入力します。 たとえば、192.168.10.12, 192.168.10.0などとします。 IPアドレスの範囲を指定する場合は、192.168.10.0/24などのクラスレス・ドメイン間ルーティング(CIDR)表記を使用できます。
ノート: 「IPアドレス許可リスト」に入力できるIPアドレス(IPv4のみ)範囲の接尾辞は最大で32です。 たとえば、168.1.192.0/32~168.1.192.32/32です。ヒント: コンピュータのIPアドレスはこのページに表示されます。 このコンピュータからサインインするときにアプリケーションへのアクセスが影響を受けないように、そのIPアドレスをリストに追加します。 -
「保存」をクリックします。
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確認メッセージを確認し、「OK」をクリックします。
事業所ベースのアクセスを有効にした後、未登録のIPアドレスからもセキュリティ・コンソールにアクセスできるよう、ITセキュリティ・マネージャのロールを公開にします。
事業所ベースのアクセスの無効化
事業所ベースのアクセスを無効にするには、「事業所ベースのアクセス使用可能」チェック・ボックスの選択を解除します。 既存のIPアドレスは読取り専用状態のままになり、機能を再び有効にすると同じ情報を再利用できます。 この時点で、必要に応じてIPアドレスを追加または削除できます。