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勘定科目ルール

勘定科目ルールを使用して、補助元帳仕訳明細の勘定科目を決定します。 さらに、これらのルールを適用する条件も指定できます。 これらの機能を使用して、特定の要件を満たすために様々な状況で勘定科目を定義するための複雑なルールを開発できます。

勘定科目ルールは、勘定科目、セグメントまたは値セットに対して定義できます。

勘定科目別の勘定科目ルール

勘定科目組合せ全体を決定するには、勘定科目別の勘定科目ルールを定義します。 たとえば、勘定科目別に定義した勘定科目ルールを使用して、Oracle Fusion Payablesで完全なサプライヤ負債勘定を決定できます。

セグメント別の勘定科目ルール

総勘定元帳勘定科目の特定のセグメントを導出するには、セグメント・ルールを定義します。 たとえば、会社セグメントのような特定のセグメントを配分勘定科目から決定できます。

定数値を使用して別のセグメントを決定できます。 勘定科目を一度に1セグメントずつ作成すると柔軟性が向上しますが、必要な設定も増えます。

セグメント・ベースのルールと勘定科目ベースのルールの両方を使用して、1つの勘定科目を導出します。 セグメント固有のルールが定義されている場合はそれが使用され、残りの値は勘定科目ベースのルールから取得されます。 たとえば、全セグメント用の勘定科目ルールを選択し、特定の1セグメント用のルールを個別に使用することもできます。 セグメント固有のルールは、全セグメント用の勘定科目ベースのルールよりも優先されます。

勘定科目ルールをセグメント・ルールと組み合せます。 この場合、セグメント・ルールからセグメント値が導出されて、勘定科目の対応するセグメントが上書きされます。 セグメント・ルールに優先度と関連付けられている条件があり、どの条件も満たされない場合は上書きが発生しないため、セグメント値は勘定科目ルールから導出されます。

注意:
  • 戻された勘定科目が補助元帳仕訳の会計日以前の日付で終了し、代替勘定科目が一般会計で定義されている場合は、その代替勘定科目が使用されます。 当初の勘定科目は、監査目的のために仕訳明細に保存されます

  • 代替勘定科目が無効な場合、「会計の作成」プロセスでは無効なステータスの仕訳が作成されます。 GL勘定科目が無効であることを示すエラー・メッセージが表示されます。

  • 導出された勘定科目または代替勘定科目が無効で、プロセス・イベント・パラメータが「無効な勘定科目」に設定されて「会計の作成」プロセスが発行された場合、無効な勘定科目は元帳の元帳オプションで定義された仮勘定科目に置き換えられます。

値セット別の勘定科目ルール

勘定体系がない場合は、値セットに基づいて勘定科目ルールを定義できます。 これによって、複数の勘定体系のセグメントで同じ値セットを共有している場合は、これらの勘定体系間で同じルールを共有できます。

アプリケーション間での勘定科目ルールの共有

次の方法で、勘定科目ルールをアプリケーション間で共有できます。

  • 同一または異なるアプリケーションからの勘定科目ルールを、補助元帳仕訳ルール・セットの仕訳明細ルールに割り当てます。 たとえば、費用仕訳明細ルールの減価償却費勘定を導出するには、所有するプロジェクト・コスト勘定科目ルールを買掛/未払金の費用仕訳明細ルールに割り当てます。

  • 別のアプリケーションからの勘定科目ルールに基づいて勘定科目ルールを作成し、それを仕訳明細ルールに割り当てます。 たとえば、「優先度」領域で割り当てたプロジェクト・コスト勘定科目を参照する勘定科目ルール「請求書費用勘定」を作成します。 この請求書費用勘定ルールを、仕訳ルール・セットの「費用」仕訳明細ルールに添付します。

注意:
  • アプリケーション間で勘定科目ルールを共有するには、その勘定科目ルールで使用するすべてのソースがイベント区分に対して使用可能である必要があります。

  • ソースが使用可能な場合、勘定科目ルールは仕訳ルール・セットの仕訳明細ルールに割り当てられます。 検証が実行されて、勘定科目ルールで使用するすべてのソースが仕訳明細ルールの会計イベント区分に対して使用可能であることが確認されます。 仕訳明細ルールは、参照オブジェクトなどのソースが共有されている場合にのみ使用可能です。

勘定科目ルールとマッピング・セット

マッピング・セットを使用して、勘定科目またはセグメントの特定の出力値を関連付けます。 マッピング・セットを勘定科目ルールに使用して、勘定科目を作成します。

勘定科目ルール条件

勘定科目ルールで、各ルール詳細明細の条件を指定します。 優先度によって、勘定科目ルール条件が検証される順序が決まります。 条件が満たされると、その優先度に関連付けられたルールが使用されます。 どの定義済条件が満たされているかに応じて、異なる勘定科目ルール詳細を使用して勘定科目が作成されます。

「会計の作成」プロセスでは、ルール詳細の優先度に基づいて条件を評価します。 条件が満たされると、ルール詳細が適用されます。

注意: 「条件」領域で使用される定数値に、次の文字は使用できません。たとえば、"Project Type" = ABC (123)という条件の場合、等号記号の後の定数値ABC (123)には123を囲む()が含まれ、これは制限された文字であるため無効です。