バイヤー管理輸送の設定方法

バイヤー管理輸送を使用して、調達トランザクションを処理できます。デフォルトの処理をサポートするようにビジネス・ユニットおよびサプライヤ・サイトを構成し、到着予定日の計算をサポートするために移動時間を構成できます。

機能を有効にする方法

調達オファリングの調達機能領域で、オファリング作業領域のバイヤー管理輸送機能を使用可能にします。

オプションで、ビジネス・ユニット(BU)のバイヤー管理輸送設定を構成できます。 BUの設定を選択すると、次の処理が実行されます:

ビジネス・ユニットのバイヤー管理輸送設定を使用可能にするには、調達ビジネスの構成機能タスクを使用します。

設定およびメンテナンス作業領域の調達基盤機能領域で、調達ビジネス機能の構成タスクにアクセスします。
「調達BUの指定」ダイアログで、調達BUを選択し、OKをクリックします。
「調達ビジネス機能の構成」ページのメイン・タブの一般セクションで、「バイヤー管理輸送」チェック・ボックスを選択します。
購買セクションには、「リクエスト日からのデフォルトの納期」チェック・ボックスを選択するオプションがあります。このチェックボックスをオンにすると、ビジネス・ユニットの購買トランザクションで、購買者のリクエスト日に基づいて約束日フィールドに値がロードされます。
「保存」をクリックします。

オプションで、サプライヤ・サイトのバイヤー管理輸送設定を構成できます。サイトの設定を選択すると、次の処理が実行されます:

サプライヤ・サイトのバイヤー管理輸送設定を有効にするには、設定およびメンテナンス作業領域のサプライヤ機能領域でサプライヤの管理タスクを使用します。「サイトを編集」ページの購買タブのバイヤー管理輸送ドロップダウン・リストで、はいを選択し、変更を保存します。

オプションで、2つの事業所間の移動時間を構成して、予定搬送日の計算を有効にできます。移動時間を構成するには:

設定およびメンテナンス作業領域のサプライヤ機能領域で、移動時間の管理タスクにアクセスします。
「移動時間の管理」ページで、搬送元および搬送先事業所の移動情報を設定します。
- オリジンのタイプ、ロケーションおよび説明。
- 宛先タイプ、ロケーションおよび説明。
- 出荷方法
- 移動時間(日数)。
「保存」をクリックします。

設定した移動情報は、輸送がバイヤー管理の場合に、購買トランザクションの予想搬送日を計算するために使用されます。予定搬送日は、リクエスト出荷日または約束出荷日に移動時間を加算した日数として計算されます。