明細属性の例
明細属性を使用することで、ネゴシエーション明細がよりわかりやすくなります。また、その明細に対して送信されるすべての応答に、具体的な追加詳細を含めることもできます。
複数属性ランキング・ネゴシエーションで応答のランク付けを行う際には、提示価格とともにサプライヤの応答値を使用することもできます。 ネゴシエーション明細を作成するときに、明細属性を追加し、指定できる値のグループから値を選択することでサプライヤに応答するよう要求できます。 その後、サプライヤの応答を評価するときに属性応答に加重とスコアリングを適用し、この追加情報を使用して落札を決定できます。
シナリオ
たとえば、カテゴリ・マネージャは、デリバリ・サービス用の車両の購買のためにオークションを作成できます。 この場合、オークションに明細(vehicleなど)を追加するときに、サプライヤが選択する値として走行距離範囲を設定できます。 さらに、カテゴリ・マネージャがこの属性を必須属性としてマーク付けした場合、サプライヤはすべての応答に走行距離範囲を指定する必要があります。
シナリオ
明細属性を使用すると、共通の特性または産業固有の特性に対する注意を促すことができます。 たとえば、小売産業のネゴシエーション品目には、color、style、SKUnumberなどの属性を含めることができます。 金属産業のネゴシエーション品目には、属性としてgrade of metalを含めることができます。 このような属性をサプライヤに表示される必須品目属性として追加することで、特定の産業向けにネゴシエーション品目を変更できます。