購買文書の承認方法
文書承認により、識別されたすべての承認者に購買文書がルーティングされて、その承認処理が記録されます。
Oracle Purchasingでは、購買文書承認にOracle Approval Management Serviceを利用します。 承認管理サービスは堅牢なエンジンであり、これにより管理者は、承認ルーティング・ルールを多数のシード済文書属性(オーダー済金額、価格、カテゴリ、契約条件の存在など)に基づいて編成およびオーサリングできます。 一意のビジネス要件に基づいて、管理者は、承認要求を承認者にパラレルまたは順次に送信することを選択できます。 承認を求めるには、監督チェーン、ポジションまたはジョブ・レベル階層を使用するか、承認者のリストを使用します。
この表は、いくつかの承認ルーティング・ルールの例を示しています。 各例について、承認ルール条件と対応する処理が示されています。
条件 |
処理 |
---|---|
購買オーダー金額が特定のしきい値を超えている |
調達エージェントのマネージャにルーティングされる |
購買オーダー金額が関連購買依頼金額より多い |
依頼者のマネージャにルーティングされる |
包括購買契約の定価変更パーセントが価格更新許容範囲パーセントを超えている |
カテゴリ・マネージャの承認にルーティングされる |
非標準契約条件 |
法務の承認にルーティングされる |
明細カテゴリ名が「出張」である |
出張の承認にルーティングされる |