サプライ・チェーン需要の履行時における搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの使用方法
「サプライ・チェーン需要の履行時における搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの使用」機能を使用して、在庫組織定義で指定されたタイム・ゾーンを使用して、搬送および出荷事業所のローカル・タイム・ゾーンを導出できます。
この機能により、Oracle Order Managementのバック・トゥ・バック販売オーダー、Oracle Supply PlanningおよびOracle Manufacturingは、搬送先および出荷先組織のタイム・ゾーンで、要求搬送日または出荷日を調達に通信できます。 これにより、購買依頼の要求日が、アップストリーム・アプリケーションの搬送先組織で指定されたタイム・ゾーンに従って過去の日付でないことが保証されます。
この機能を使用する際の考慮事項を次に示します。
- 購買依頼インポート・プログラム(FBDIまたは購買要求Webサービス)では、搬送先在庫組織のローカル・タイム・ゾーンに従って要求搬送日と要求出荷日が検証されます。
- 要求搬送日には、購買依頼インポート・プログラムを使用して作成された購買依頼、またはUIで手動で入力された購買依頼もデフォルト設定されます。 デフォルトの日付は、搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの現在の日付に、オフセット・プロファイルの日数(POR: 要求搬送日オフセット)を加えた日付です。
- 一時事業所の購買依頼の場合、要求搬送日は、購買依頼発行BUのデフォルトの搬送先組織のタイム・ゾーンに従います。
- 直接出荷販売オーダーの購買要求にはこの機能を使用できません。 直接出荷販売オーダーの場合、要求搬送日および出荷日は、在庫組織の法的エンティティのタイム・ゾーンに従って現在検証されます。 法的エンティティのタイム・ゾーンが使用可能でない場合、日付検証はUTCに基づきます。
- 内部資材転送の場合、購買依頼明細の要求搬送日は在庫組織のローカル・タイム・ゾーンからUTCゾーンに変換され、転送オーダー作成に使用されます。