ページ・コンポーザを使用した「購買依頼」ページ・レイアウトの変更
このトピックでは、ページ・レイアウトをデフォルトの2列から1列に変更し、ページの幅を固定値にする方法について説明します。
正しいセキュリティ権限を持つ管理者として、ページ・コンポーザを使用して「購買依頼」ページのレイアウトを変更できます。 「購買依頼」ページは「購買依頼」作業領域のランディング・ページとなり、非公式にショッピング・ホームページとも呼ばれます。 依頼者(通常は組織内の従業員)は、セルフサービス・ページを使用して商品またはサービスの購買要求を発行できます。 ページ・コンポーザを使用するとOracle Applications Cloudの多数のページを変更でき、ページ・コンポーザを使用して実行できるページ変更には様々なタイプがあります。 このトピックでは、組織が「購買依頼」ページのレイアウトに加えることのできるいくつかの変更の具体例を示します。
開始する前に
ページ・コンポーザを使用して「購買依頼」ページのレイアウトを変更するには、まずサンドボックスを作成する必要があります。
この手順で一部のタスクを実行するには、カスケード・スタイルシート(CSS)で式を使用する方法を習得している必要があります。
列レイアウトの変更
「購買依頼」ページの列レイアウトを変更するには、これらのステップを実行します:
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Oracle Applications Cloudにサインインします。
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ナビゲータから、「調達」の下の「購買依頼」をクリックします。
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「購買依頼」ページで、グローバル・ヘッダーにある自分のユーザー・イメージまたはユーザー名をクリックし、設定および処理メニューから「サンドボックスの管理」をクリックします。
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サンドボックスを選択してアクティブ化します。
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「購買依頼」ページで、設定および処理メニューから「ページの編集」をクリックします。
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サンドボックスで、「選択」ペインの「構造」タブをクリックします。
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「購買依頼」ページの「最近の購買依頼」リージョンの外をクリックします。
リージョンの周囲にフレームが表示されます。 ページの「最近の購買依頼」および「最近の購買」リージョンは、デフォルトでは同じフレーム内にあります。
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「共有コンポーネントの編集を確認」ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
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「ソース」ペインを展開して、ページ・グループ・レイアウトを表示します。
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ページ・グループ・レイアウトの構造では、最初のパネル・グリッド・レイアウト要素で、フィールド・ラベル要素に「最近の購買依頼」および「最近の購買」リージョンが含まれます。 また、2つのグリッド行があることにも注意してください。 最初のグリッド行は空です。 2つ目のグリッド行には2つのグリッド・セルがあります。
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グリッド・セル・ラベルにカーソルを重ねると、テキストが表示されます。 最初のグリッド・セルには、「最近の購買依頼」リージョンが含まれます。 もう1つには、「最近の購買」リージョンが含まれます。 これら2つのリージョンは、「購買依頼」ページの最初のパネル・グリッドにある2列に対応します。
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「最近の購買依頼」リージョンを含むグリッド・セルをクリックします。
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ツールバーで、「切取り」アイコンをクリックします。
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最初の空のグリッド行をクリックします。
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ツールバーで、「ペースト」アイコンの横にある下矢印をクリックし、ドロップダウン・リストから「内側に貼付け」を選択します。
「最近の購買依頼」では、切り取ったグリッド・セルが空のグリッド行にペーストされます。
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2番目のパネル・グリッド・レイアウト要素に対して、ステップ10から15を繰り返します。 要素を確認できるフィールド・ラベルには、「最上位カテゴリ」および「購買ニュース」リージョンが表示されます。
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今回は、「最上位カテゴリ」リージョンのグリッド・セルをクリックし、グリッド・セルを切り取って空のグリッド行にペーストします。
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「選択」ペインで「クローズ」をクリックして、サンドボックスの「購買依頼」ページに対する変更を表示します。
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サンドボックスを表示している場合は、「購買依頼」ページで変更をレビューします。
これで、「購買依頼」ページを1列レイアウトにして、上から下に「最近の購買依頼」、「最近の購買」、「最上位カテゴリ」、「購買ニュース」、「要求フォーム」、「情報とヒント」、「最近表示した内容」リージョンを表示できるようになりました。
リージョン間の間隔の修正
「購買依頼」ページのリージョン間の間隔を修正するには、次のステップに従います。
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サンドボックスおよび「購買依頼」ページを表示している場合は、設定および処理メニューで、「ページの編集」をクリックします。
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「選択」ペインで、「構造」タブをクリックします。
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「購買依頼」ページで、間隔を調整するリージョンの外側をクリックします。 選択したリージョンがフレームで囲まれます。
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「共有コンポーネントの編集を確認」ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
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「ソース」ペインを展開して、ページ・グループ・レイアウトを表示します。
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ページ・グループ・レイアウト構造で、間隔を調整するグリッド行をクリックします。
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ツールバーの「プロパティの編集」アイコンをクリックします。
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「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ・ボックスの「表示オプション」タブで、必要に応じて下マージンまたは上マージンのフィールドの値を調整し、マージンを0ピクセルから15ピクセルの範囲で変更します。
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「OK」をクリックします。
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「選択」ペインで、「クローズ」をクリックして、サンドボックスの「購買依頼」ページに対する変更を表示します。
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間隔を調整するリージョンごとに、ステップ1から10を繰り返します。
ページ幅の固定値への変更
「購買依頼」ページの幅を固定値に変更するには、次のステップに従います。
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サンドボックスおよび「購買依頼」ページを表示している場合は、設定および処理メニューで、「ページの編集」をクリックします。
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「選択」ペインで、「構造」タブをクリックします。
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「購買依頼」ページ・タイトルの外側をクリックすると、ページの周囲にフレームが表示されます。
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「共有コンポーネントの編集を確認」ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
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「ソース」ペインを展開して、ページ・グループ・レイアウトを表示します。
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構造の最上部要素またはルート要素で、簡易パネルのクローズ要素をクリックします。
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「タスク・フローの編集を確認」ダイアログ・ボックスで、「編集」をクリックします。
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リージョン構造で、パネル・グループ・レイアウト: 「垂直」要素をクリックします。
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ツールバーの「プロパティの編集」アイコンをクリックします。
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「コンポーネント・プロパティ: 垂直」ダイアログ・ボックスで、「スタイル」タブをクリックします。
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「幅」フィールドに、次の式を入力します。
#{bindings.Flow.inputValue == 'createReq' ? '1000px':''}
ノート:このフィールドには、「1000ピクセル」のみを入力しないでください。 この式は、アプリケーションのすべてのページではなく、「購買依頼」ページにのみこの幅が適用されるようにコーディングされています。
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ページの左右のマージンに影付き境界線を配置するには、「その他のCSS」フィールドに
box-shadow:0px 0px 7px 1px rgba(158,153,158,1);margin:auto;
という式を入力します。 -
「適用」をクリックして、「OK」をクリックします。
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「選択」ペインで、「クローズ」をクリックして、サンドボックスの「購買依頼」ページに対する変更を表示します。
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サンドボックスで変更を検証し、変更が完了したら、サンドボックスを公開して変更を有効にできます。
サンドボックスおよびページ・コンポーザを使用してOracle Applications Cloudのページを変更する作業の詳細は、Oracle Help Centerで入手可能な『Oracle Applications Cloudアプリケーションの構成と拡張』ガイドのサンドボックス・マネージャの項とページ変更の章を参照してください。