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パンチアウト・カタログ

カタログ管理者は、「カタログ」作業領域から「カタログの管理」タスクを使用してパンチアウト・カタログを設定できます。

開始するには、最初に次の点を考慮する必要があります。

  • パンチアウトを使用する理由

  • パンチアウトを使用するタイミング。

  • パンチアウト・モデルの選択に関する考慮事項。

  • パンチアウト・カタログとマーケットプレイスの統合に関する考慮事項

  • Oracle Self Service Procurementからサプライヤがホストするカタログへのパンチアウト・ワークフロー。

  • 再パンチアウト。

パンチアウトを使用する理由

パンチアウト・カタログを使用すると、依頼者は「購買依頼」作業領域の「購買依頼」および「検索」ページを使用して、サプライヤ・カタログを開くリンクをクリックできます。 パンチアウト・カタログを使用してサプライヤ・サイトで品目を検索し、それらの品目を購買依頼に直接返すことができます。 その後、購買依頼を編集し、発行できます。

パンチアウト・カタログを使用することにより、サプライヤは独自のカタログ情報を保守およびホストできます。 これにより、依頼者は最新のコンテンツと価格設定を確実に利用できます。 サプライヤはコンテンツを厳密に管理し、特定のバイヤーまたは依頼者にのみサイトの使用を許可することによってアクセスを制御できます。

パンチアウト・サプライヤとの基本契約が存在する場合は、サプライヤ・パンチアウト・サイトから返されるショッピング・カートに基本契約番号が含まれることがあります。 この基本契約番号は、有効な場合、購買依頼明細に保存され、購買依頼が承認された際に購買オーダーの自動作成が可能になります。

パンチアウトを使用するタイミング

パンチアウトは、構成可能な製品、または変動が大きい動的な品目と価格設定を含む製品に特に役立ちます。 バイヤーがホストするカタログでこれらの製品を保守することは、困難で費用がかかります。

パンチアウト・モデルの選択に関する考慮事項

次の図に、使用するパンチアウト・モデルを決定するプロセスを示します。 組織に最適なパンチアウト・モデルを選択してください。

特定のサプライヤ・パンチアウト・サイトについて、使用するXMLプロトコルを決定します。 パンチアウトでは、使用されるモデルに応じて、cXMLとOracleネイティブXML標準の両方がサポートされます。モデル1aでは、XML (Extensible Markup Language)プロトコルを使用します。 XMLはアプリケーション間のデータの受渡しのための標準であり、複数のサイトがインターネット間で通信するための共通言語を提供します。 モデル1bでは、cXML (Commerce Extensible Markup Language)プロトコルを使用します。cXMLはXMLの拡張であり、標準はcXML.orgによって発行されます。すでにcXMLカタログを保守しているサプライヤは、XMLもサポートしなくても引き続き実行できます。

サプライヤ・カタログ・パンチアウト・モデルに使用する XMLプロトコルを選択します。 モデル1aではXMLを使用し、モデル1bではcXMLを使用します。

パンチアウト・カタログとマーケットプレイスの統合に関する考慮事項

パンチアウト・カタログは、ローカル・カタログ品目をホストするマーケットプレイス・ソリューションと統合できます。 したがって、調達依頼者は、市場からマスター品目および契約明細をOracle Fusion Cloud Procurementのユーザーの購買依頼に追加できます。

マーケットプレイス・ソリューションでパンチアウト・カタログを構成すると、搬送先組織は購買依頼プリファレンスで指定された搬送先事業所から導出され、ユーザーのパンチアウト要求に送信されます。 外部マーケットプレイスでは、このコンテンツ・フィルタリング情報を使用して、その組織で購入可能な商品およびサービスのみを表示できます。

マーケットプレイスから返されたショッピング・カートには、マスター品目番号を含めることができます。 マスター品目番号は、有効な場合、購買依頼明細で取得されます。 品目が内部で使用可能な場合は、その品目をソーシングする最適な方法がアプリケーションによって決定されます。 品目は、内部資材転送を使用して履行することも、サプライヤから購買することもできます。 サプライヤ購買の場合、品目は購買契約に加えて、包括購買契約からも自動的にソーシングできます。 ソース契約を検索する場合、アプリケーションではショッピング・カートで返されたサプライヤ情報を使用します。 カートにサプライヤ情報がない場合は、すべてのサプライヤの中から最適な候補契約が選択されます。 包括購買契約の購買依頼では、品目の価格がデフォルト設定されます。 品目でサプライヤの価格を保持する場合、パンチアウト・カタログを構成して自動文書ソーシングを使用不可にします。

ショッピング・カートには、契約が存在する場合は包括購買契約番号または購買契約番号を含めることもできます。 包括購買契約の場合、契約明細番号がカートで返されます。 契約番号は、有効な場合、購買依頼明細で取得されます。 包括購買契約の購買依頼では、品目および価格設定情報がデフォルト設定されます。

セルフサービス調達からサプライヤがホストするカタログへのパンチアウト・ワークフロー

モデル1aと1bの両方で、サプライヤは独自のサイトまたはWebストアーでカタログをホストします。 カタログ管理者は、サプライヤ・サイトをパンチアウト・サイトとして使用するようにパンチアウト・カタログを設定します。

次の図は、モデル1aおよび1bのセルフサービス調達とパンチアウト・サプライヤ・サイト間の情報のフローを示しています。依頼者は、サプライヤ・サイトへのパンチアウト・リンクをクリックし、サプライヤは依頼者の認証を行い、応答を返します。 認証が成功すると、依頼者は品目を検索して追加するために、サプライヤ・パンチアウト・カタログに誘導されます。 依頼者がサプライヤ・ショッピング・カートに品目を追加し終えると、サプライヤ・サイトは、ショッピング・カート品目を「購買依頼」作業領域に返します。 cXML (1b)カタログでは、カート内の品目についてユーザー定義の購買明細タイプを商品および固定価格サービスとともに戻すことができます。依頼者が品目を含むパンチアウトから戻ると、「購買依頼の編集」ページに戻ります。 依頼者は購買依頼明細として追加された品目を表示し、購買依頼を発行できます。 1bのユーザー定義の明細タイプを利用する明細の場合、承認や請求書照合などのダウンストリームのビジネス・プロセスは、明細タイプに定義されたオプションに従って実行されます。
モデル1aおよび1bのセルフサービス調達と パンチアウト・サプライヤ・サイト間の情報のフロー。

再パンチアウト(cXML)

セルフサービス調達は、サプライヤ・サイトで検査または編集操作がサポートされている場合、再パンチアウトによってcXMLパンチアウト品目を検査する機能を依頼者と承認者に提供します。 これは、cXMLファイルのoperationAllowedタグを使用して制御されます。 セルフサービス調達では検査操作のみがサポートされているため、再パンチアウト中にサプライヤ・サイトで行われた変更は購買依頼に返されません。 再パンチアウトが有効になっている場合、品目は「購買依頼の編集」ページでリンクされます。