サプライヤ契約オーダー自動化管理
承認済購買依頼によって購買オーダーが自動的に作成され、サプライヤに送信されるように、サプライヤ協定を設定できます。 必要なオーダー自動化のレベルを契約ごとに構成できます。
自動オーダーを使用可能にする
自動オーダー・プロセスを使用可能にするには、次のステップを実行します。
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「購買オーダー」または「購買契約」作業領域で、「契約の作成」タスクを使用して、頻繁に購入される品目の契約を設定します。
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契約の「管理」タブの「ビジネス・ユニット・アクセス」リージョンで、適切な購買依頼発行ビジネス・ユニットおよびサプライヤ・サイトの契約を有効にします。
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「オーダー作成オプション」リージョンで、これらの品目の購買依頼によって購買オーダーを自動的に作成する必要があることを契約で指定します。
オーダー作成自動化のレベルを構成する
契約の「オーダー作成オプション」リージョンで、契約のオーダー作成自動化のレベルを次のように構成できます。
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「オーダーの自動生成」チェック・ボックスを選択して、オーダーを自動的に作成します。
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「承認のために自動送信」チェック・ボックスを選択して、オーダーを承認のために自動的に送信します。
両方のオプションを選択すると、商品およびサービスの再オーダーが完全に自動化されます。 高価な品目の場合は、生成されたオーダーを手動でレビューして承認のために発行できるように、最初のオプションのみ選択してください。
「オーダーの自動生成」オプションを選択した場合、購買依頼を購買オーダーに自動変換するには適格性の検査が必要になります。 たとえば、契約が有効になっている必要がある、契約が失効していてはならない、などです。
購買依頼をグループ化する
購買依頼および購買依頼明細を購買オーダーのオーダー明細で組み合せる方法を管理することもできます。
購買依頼ヘッダーまたは明細から対応する購買オーダー・ヘッダーまたは明細に付加フレックスフィールドをコピーするようにアプリケーションが構成されている場合は、購買依頼明細をグループ化できません。
明細からではなく購買依頼ヘッダーからのみ付加フレックスフィールドをコピーするようにアプリケーションが構成されている場合は、購買依頼のグループ化が許可されます。 「文書ビルダーの編集」ページで複数の明細を手動で入力した場合は、「処理」ドロップダウン・リストで明細のグループ化オプションが使用不可になります。
未割当サイトからのオーダーの許可
「未割当サイトからのオーダーを許可」チェック・ボックスを選択すると、契約が、契約のビジネス・ユニット割当で購買サイトとしてリストされていないサプライヤ・サイトに対して購買依頼をソーシングするのに使用可能であることを示すことができます。 このオプションは、関連購買依頼なしで作成された購買オーダーや、購買依頼を作成するときや購買依頼を購買オーダーへと処理するときに契約が指定されていない場合の購買オーダーには適用されません。
自動オーダー生成および購買依頼グループ化
オプションで、次の2つのタスクを自動的に実行するように購買契約を設定できます。
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購買依頼からの購買オーダーの作成
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承認のための送信
この自動化が設定されていて、購買依頼をグループ化する必要がある場合、承認時に購買オーダーが作成され、それから購買依頼グループ化が実行可能になります。 「購買オーダーを減らすためにオンライン購買依頼を連結」機能を使用可能にすると、オンライン購買依頼のオーダーは自動的に作成されず、購買依頼はグループ化オプションで処理されます。
有効化した機能に基づく結果のリストを次に示します。
ユース・ケース |
「購買オーダーを減らすためにオンライン購買依頼を連結」の有効化 |
POの自動作成のためにCPA/BPAが設定されている |
結果 |
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複数のオンライン購買依頼を1つのPOにグループ化する必要なし |
いいえ |
はい |
POは承認時に自動的に作成される |
複数のオンライン購買依頼を1つのPOにグループ化する必要なし |
いいえ |
いいえ |
購買依頼は手動処理のためにプールに移動される |
複数のオンライン購買依頼を1つのPOにグループ化する必要あり |
はい |
はい |
購買依頼はオーダーへと処理され、オーダーの生成の実行時のグループ化オプションに基づいてグループ化される |
複数のオンライン購買依頼を1つのPOにグループ化する必要あり |
はい |
はい |
購買依頼はオーダーの生成の実行時に手動処理のためにプールに移動される |