価格分岐と価格階層の違い
価格分岐と価格階層はどちらも、バイヤーが要求したり、サプライヤが提供する値引を識別する目的で使用します。
主な違いは、価格階層がすべてのネゴシエーション結果に対して使用できるのに対し、価格分岐は購買契約ネゴシエーション結果を伴う文書に限定されることです。 また、価格分岐は、契約期間全体を通して累積的に扱うことができます。
さらに、価格分岐による値引は、「出荷先組織」、「事業所」、「数量」、「開始日」および「終了日」を基準にできます。 それに対し、価格階層による値引は数量のみが基準となります。
数量ベースの価格階層では、落札済明細に対して有効な価格階層のみが購買アプリケーションに渡されます。 価格分岐では、落札済明細に適用可能な価格分岐構成全体に関する情報のみが購買アプリケーションに渡されます。