ユーザーのデータ・アクセスの管理
「ユーザーのデータ・アクセスの管理」設定タスクによって、SCM内のOracle Fusion Manufacturing、Oracle Fusion InventoryおよびOracle Fusion Costing製品に実装されたデータ・セキュリティが使用可能になります。 このタスクによって、ユーザーはこれらの製品内のデータにアクセスできるようになります。 ユーザー名またはロール別にアクセス権を付与できます。
詳細は、SCM Cloud: Oracle SCM Cloud共通機能の実装ガイドを参照してください。
データ・アクセスの使用可能化
新規インストールでユーザーのデータ・アクセスを有効にするには、「ユーザーの在庫組織データ・アクセスの管理」タスクを使用します:
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設定およびメンテナンス作業領域から、施設機能領域を選択します。
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「ユーザーの在庫組織データ・アクセスの管理」タスクを選択します。
製造工場のデータ・アクセスの使用可能化
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設定およびメンテナンス作業領域から、「ユーザーのデータ・アクセスの管理」タスクを選択します:
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: ユーザーおよびセキュリティ
- タスク: ユーザーのデータ・アクセスの管理
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「検索結果」リージョンの「処理」メニューで「作成」をクリックします。
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ユーザー名用の新しい行を追加します。
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次のものを選択します。
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ユーザー名: 生産監督者
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ロール: 生産監督者
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セキュリティ・コンテキスト: 製造工場
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セキュリティ・コンテキスト値: クイック設定を使用して作成した新しい組織
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次のロールを持つユーザーに対して、前述のステップを繰り返します。
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生産オペレータ
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製造エンジニア
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「保存してクローズ」をクリックします。
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ショップ型製造設定で次のセキュリティ・コンテキストのデータ・セキュリティを定義します。
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原価組織(ロール: 原価会計担当)
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在庫組織(ロール: 在庫マネージャ)
ノート: 行はコピーできます。 -
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終了したら、「完了」をクリックします。
原価組織のデータ・アクセスの使用可能化
原価組織のデータ・アクセスを使用可能にするステップは、次のとおりです。
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設定およびメンテナンス作業領域から、「ユーザーのデータ・アクセスの管理」タスクを選択します:
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: ユーザーおよびセキュリティ
- タスク: ユーザーのデータ・アクセスの管理
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「検索結果」リージョンの「処理」メニューで「作成」をクリックします。
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新しい行を追加し、次の詳細を入力します。
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ユーザー名: 原価会計担当
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ロール: 原価会計担当
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セキュリティ・コンテキスト: 原価組織
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セキュリティ・コンテキスト値: クイック設定を使用して作成した新しい組織
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「保存してクローズ」をクリックします。
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終了したら、「完了」をクリックします。
ノート: 行はコピーできます。
在庫組織のデータ・アクセスの使用可能化
在庫組織のデータ・アクセスを有効にするステップは、次のとおりです:
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設定およびメンテナンス作業領域から、「ユーザーのデータ・アクセスの管理」タスクを選択します:
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: ユーザーおよびセキュリティ
- タスク: ユーザーのデータ・アクセスの管理
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「検索結果」リージョンの「処理」メニューで「作成」をクリックします。
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新しい行を追加し、次の詳細を入力します。
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ユーザー名: 在庫マネージャ
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ロール: 在庫マネージャ
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セキュリティ・コンテキスト: 在庫組織
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セキュリティ・コンテキスト値: クイック設定を使用して作成した新しい組織
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「保存してクローズ」をクリックします。
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終了したら、「完了」をクリックします。
ノート: 行はコピーできます。