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出荷グループ化属性の選択に関する考慮事項

出荷グループ化属性によって、出荷明細の出荷のグループ化方法が決まります。

出荷グループ化属性は、出荷元組織に対して定義されます。 出荷先事業所および出荷元組織は、出荷明細を出荷にグループ化する際に常に適用されます。 出荷グループ化属性を選択する前に、次のことを考慮してください:

  • 出荷明細をどのように出荷にグループ化しますか?

  • グループ化基準をさらに絞り込む必要がありますか?

グループ出荷明細

出荷明細を出荷にグループ化するには、組織のビジネス・プリファレンスを考慮する必要があります。 たとえば、前払と回収の2タイプの運送条件があります。 グループ化属性運送条件を有効にすると、同じ運送条件前払済を共有する出荷明細が1つの出荷にグループ化されます。 また、運送条件収集を共有する出荷明細は、別の出荷にグループ化されます。 次の表は、グループ化属性運送条件の選択に基づいて出荷明細を出荷にグループ化した例と結果を示しています。

この表は、出荷明細とその属性の例を示しています。

出荷明細

出荷元組織

出荷先事業所

運送条件

1234A

組織 1

サンホセ

前払

1234B

組織 1

サンホセ

収集

1234C

組織 1

サンホセ

収集

1234D

組織 1

サンホセ

前払

この表は、グループ化属性の適用時に出荷明細を出荷にグループ化する方法の例を示しています。

出荷明細

出荷元組織

出荷先事業所

運送条件

出荷

1234A

組織 1

サンホセ

前払

出荷 1

1234B

組織 1

サンホセ

収集

出荷 2

1234C

組織 1

サンホセ

収集

出荷 2

1234D

組織 1

サンホセ

前払

出荷 1

出荷が作成されると、使用可能なグループ化属性が明細から継承されます。 たとえば、運送条件はグループ化属性として有効になり、前払という用語の明細に対して出荷が作成されます。 この場合、出荷には運送条件作成時に前払済が自動的に設定されます。

オプション属性がグループ化基準として有効になっており、有効な属性に値が指定されていない出荷明細がある場合、これらのすべての出荷明細は別々の出荷にグループ化されます。 オプションのグループ化属性を選択しないようにすることもできます。

グループ化属性の調整

出荷を作成するためのグループ化基準として、顧客、出荷方法、FOBおよび運送条件を割り当てるための組織のプリファレンスを考慮する必要があります。

複数のグループ化属性を選択して、グループ化基準をさらに絞り込むことができます。 たとえば、顧客および出荷方法を選択すると、同じ顧客および出荷方法を持つ出荷明細が1つの出荷にグループ化されます。