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財務オーケストレーション・フロー

財務オーケストレーション・フローを使用すると、次のことができます:

  • 2つのエンティティ間に存在する内部取引関係を管理します。 これらのエンティティは、同じ組織に存在する可能性がありますが、様々な国を含む、広く分散した物理的なロケーションに存在します。

  • ビジネス・ルール、内部統制、規制コンプライアンス、その他の条件など、2つのエンティティ間に存在する取引関係を定義します。 これらのコントロールを使用して、2つのエンティティ間に存在する取引関係で発生するトランザクションを実行、モニターおよび評価できます。

  • 財務オーケストレーション・フローに関連付けられたトランザクションの結果として発生するサプライ・チェーン・イベントをオーケストレーションします。 これには、このフローが外部ソース・アプリケーションから受信するイベントが含まれます。

  • 財務オーケストレーション・フローの一部である外部アプリケーションでタスクを開始します。

  • トランザクションに関連する国および税管轄区域に製品マージンを均等に配分できる一連の商品の財務移動を作成します。

  • 財務オーケストレーション・フローの使用を開始する日付を設定します。 この日付を使用すると、変更された財務オーケストレーション・フローが有効になる日付より前に発生したソース文書に関連付けられたトランザクションが作成されるように財務オーケストレーションを構成できます。 財務オーケストレーションは、ソース・システムがこの日付より後にソース文書を作成するときに、このフローにトランザクションを関連付けることもできます。

プライマリ・ルート

プライマリ・ルートは、2つのプライマリ利益センター・ビジネス・ユニット間で商品とサービスを取引する契約を示します。 開始ノードは内部販売者を表し、終了ノードは内部バイヤーを表します。 財務オーケストレーション・フローには、複数のプライマリ・ルートを設定できます。 財務決済の条件は、財務ルートの一部として定義されます。 財務オーケストレーション・フローのプライマリ・ルートで、開始および終了ビジネス・ユニットを指定できます。

プライマリ・ルートの開始ビジネス・ユニットと終了ビジネス・ユニットは、財務オーケストレーション・フローのビジネス・プロセス・タイプによって異なる場合があります。

次の表に、プライマリ・ルートの開始ビジネス・ユニットと終了ビジネス・ユニットを示します。

ビジネス・プロセス・タイプ

開始ビジネス・ユニット

終了ビジネス・ユニット

調達

販売先ビジネス・ユニット

受入ビジネス・ユニット

出荷

出荷ビジネス・ユニット

販売ビジネス・ユニット

社内転送

出荷ビジネス・ユニット

受入ビジネス・ユニット

各プライマリ・ルートには、1つ以上の財務ルートを設定できます。 財務オーケストレーション・プロセスでは、ソース・オーダーごとにプライマリ・ルートが最初に識別されます。 財務オーケストレーション・フローにプライマリ・ルートの下に複数の中間財務組織がない場合、「財務オーケストレーションの作成」ページの簡易ビューを使用できます。 デフォルト・ビュー 結合表を使用して、プライマリ・ルートと財務ルートを定義できます。

財務オーケストレーション・フローにプライマリ・ルートの下に複数の中間財務組織がある場合、「プライマリ・ルートと財務ルートの分離」チェック・ボックスを選択すると、プライマリ・ルートと財務ルートが「財務オーケストレーションの作成」ページに個別に表示されます。

財務ルート

財務ルートには、使用する文書、会計、価格設定ルールなど、会社間トランザクションの性質を決定する条件が含まれています。

各プライマリ・ルートには、財務ルートが少なくとも1つ必要です。 オプションで、販売側および購買側の税金決定要因を指定できます。 これは、会社間売掛/未収金請求書と会社間買掛/未払金請求書の税金をそれぞれ計算するために使用されます。 財務ルートの販売ビジネス・ユニットと購買ビジネス・ユニットの間に会社間請求書を作成する必要がある場合は、売掛/未収金請求書タイプ、クレジット・メモ・タイプおよび支払条件を指定する必要があります。 1つ以上の中間ビジネス・ユニットが予想される場合は、プライマリ・ルートに複数の財務ルートを設定できます。