作業実施における品目および品目カテゴリの原産国の管理方法

一部の品目および品目カテゴリについて、原産国のトラッキングを免除できます。

特定のシナリオでは、アイテムの原産国(COO)を追跡したくない場合があります。たとえば、会社がOracle Fusion Cloud Inventory Managementで倉庫と製造工場を個別の組織として設定しているとします。倉庫では倉庫内のすべての商品のCOOを追跡する必要がありますが、製造工場では生産する完成品のCOOのみを追跡する必要があります。このシナリオでは、両方の組織でCOOトラッキングが有効になっています。倉庫で完成品の製造に使用された構成部品を製造工場に内部資材転送を使用して出荷すると、倉庫からのCOOストライプが製造工場に引き継がれます。ただし、これらの商品は完成品のコンポーネントとしてのみ使用されるため、製造工場ではこれらの品目にCOOを適用する必要はありません。効率性を高めるために、製造工場では、完成品のCOOトラッキングを維持しながら、これらのコンポーネント品目のCOOトラッキングを無効にできます。

COOトラッキングを免除する方法を次に示します:

「設定およびメンテナンス」作業領域で、「在庫属性例外」ビジネス・オブジェクトの「在庫属性例外の構成」タスクに移動します。
「Configure Inventory Attribute Exceptions(在庫属性例外の構成)」タスク・ページで、品目または品目カテゴリに基づいて新しい属性例外を作成します。
「保存」をクリックします。
選択した品目およびカテゴリの原産国は選択できません。