レート・ブリ・テンおよび北アイルランド連合王国向けのIntrastatレポート

英国のEU離脱のため、英国と商品を取引する際、英国歳入関税局(HMRC)はIntrastat報告要件に関するガイダンスを発行しました。 Intrastat収集の対象となる法的レポート・ユニットに対して英国を除外する時期を指定できるようになりました。

ノート: EUの国と北アイルランド郡間のディスパッチおよび到着トランザクションは、英国LRUの発送元の除外および到着先の除外パラメータの値に関係なく、Intrastatレポートによって収集されます。これにより、英国がEUから離脱するためにHMRCによって公表されるIntrastat規制への準拠が保証されます。

英国のIntrastatレポートの設定

北アイルランドの郡と取引を行う場合は、北アイルランドの郡の郵便番号に基づいて、在庫組織、サプライヤ・サイト、顧客サイトまたは法的エンティティの住所に事業所が関連付けられていることを確認する必要があります。

「設定および保守」作業領域で、事業所の管理タスクに移動します。
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: エンタープライズ・プロファイル
「ロケーションの管理」ページで、北アイルランドの郡に基づく法的住所、サプライヤ・サイトおよび顧客サイトに対して郵便番号が指定されていることを確認します。郵便番号が指定されていない場合は、更新するエントリを選択し、「編集」 > 「訂正」をクリックします。郵便番号を追加します。次に、「送信」をクリックします

税金ゾーンへの英国の追加

設定およびメンテナンス作業領域で、タスク・パネルに移動し、「税金ゾーン・タイプの管理」タスクを検索します。
「税金ゾーン・タイプの管理」タスクをクリックします。
ゾーン・タイプの管理ページで「検索」をクリックします。 (何も入力する必要はありません。「検索」をクリックします。)
検索結果で、「経済リージョン」を選択して「次」をクリックします。
Manage Zones for「ゾーン・タイプ」ページで、「検索」をクリックします。 (何も入力する必要はありません。「検索」をクリックします。)
検索結果で、「欧州経済共同体」をクリックします。
「欧州経済共同体」ページの「関連地理」セクションで、英国の地理を見つけます。イギリスの地理が指定されていないか、終了日が過ぎている場合は、新しい経済リージョンを作成し、それに英国の地理を追加する必要があります。ステップ9と10で、その方法を説明します。英国の地理を作成する必要がない場合は、これらのステップをスキップできます。必要に応じて、ステップ10に従って他の地理を作成できます。
「完了」をクリックして、ゾーン・タイプのゾーンの管理ページに戻ります。
新しい経済的リージョンを作成します。
- 「検索結果」セクションで、「処理」>「作成」をクリックします。
- 「ゾーン」フィールドにゾーンの名前を入力します。
- 「コード」フィールドにゾーンのコードを入力します。
- 終了日が将来であることを確認してください。
地理を経済的リージョンに関連付けます。
- 「関連地理」セクションで、「処理」>「追加」をクリックします。
- 「国」フィールドに「イギリス」と入力します。
- 「地理タイプ」フィールドに「国」と入力します。
- 「地理名」フィールドに「イギリス」と入力します。
- 終了日が将来であることを確認してください。
- 必要に応じて、このステップを繰り返して他の地理を追加します。
- 地理の追加が終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

Intrastat収集レポート

欧州連合(EU)からの英国の出口の一部として、更新されたIntrastat規制により、イギリスで北アイルランドから商品を配送する際に使用する様々な国コードが明確になります。このガイダンスに準拠するために、商品が北アイルランドから発送されると、Intrastat収集レポートでは原産国がXIとして印刷されます。また、「Intrastat収集のエクスポート」プロセスの実行後に生成されたCSVファイルには、原産国がXIとして出力されます。「Intrastatトランザクションの管理」ページの原産国は、英国北アイルランドからの派遣に対して引き続き「イギリス」を表示します。