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補充プランニングからの供給リクエストのオーケストレーション

補充プランニングからの保管場所詳細を含む移動リクエスト、転送リクエストおよび購買リクエストを受け入れて編成します。

補充計画では、在庫コストが最も低い顧客サービス・ターゲットを満たすために最適な在庫レベルが維持されます。 Replenishment Planningは、移動リクエスト、転送リクエスト、購入リクエストなどの供給推奨をサプライ・チェーン・オーケストレーションにリリースします。 これらのリクエストには保管場所詳細が含まれます。 サプライ・チェーン・オーケストレーションは、移動リクエスト、転送オーダーおよび購買オーダーの供給の作成を編成および追跡します。

供給オーケストレーション作業領域を使用して、これらのリクエストおよびオーダーを検索できます。 検索を制限して補充プランニングからの供給要求のみを表示することも、他の需要ソースからの供給要求を含めて完全な供給イメージを取得することもできます。

補充プランニングからの供給リクエストのみを表示するように検索を制限する必要があるとします。

1. 「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」→「供給明細の管理」をクリックします。

2. 「供給明細」の管理ページで、「フィールドの追加」をクリックし、属性を追加します。

   • 供給要求ソース

   • 移動リクエスト

3. 検索領域で値を設定し、「検索」をクリックします。

   属性	値
   供給要求ソース	Oracle Replenishment Planning
   移動リクエスト	Yes

4. 検索結果を確認します。 これには、サプライ・チェーン・オーケストレーションが補充プランニングから受け取ったすべての移動リクエストが含まれます。

パフォーマンスの向上

サプライ・チェーン・オーケストレーションが供給リクエストを取得する方法を次に示します。

ノート

1. 補充計画では、一定期間にインタフェース表にリクエストが追加されます。

2. インタフェース表のリクエストは、最終的にサプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理スケジュール済プロセスで指定されているパラメータを満たし、プロセスが実行されてリクエストの供給オーダーが作成されます。

3. 供給オーケストレーション作業領域の「供給明細の管理」ページに、供給オーダーが表示されます。

スケジュール済プロセスは、補充プランニング・リクエストをバッチで処理するために事前定義されており、各バッチにはデフォルトで最大10,000件のリクエストがあります。 補充プランニング・リクエストのバッチ・サイズ・パラメータは変更できません。 ただし、在庫管理、Min-Max計画、ファイル・ベース・データ・インポートなどの他の統合とともにスケジュール済プロセスを手動で実行する場合に使用できます。

スケジュールを変更してパフォーマンスを向上させることができます。

補充プランニング・リクエストを各日に1回以上バッチで処理する必要があるとします。

1. サプライ・チェーン業務マネージャ・ジョブ・ロールを割り当てたユーザーとしてサイン・インします。

2. 「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。

3. 「概要」ページで、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

4. 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログで、サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理スケジュール済プロセスを検索し、OK > OKをクリックします。

5. スケジュールされたプロセスが毎日1回自動的に実行されるようにスケジュールを設定します。

   • 「拡張」→「スケジュール」をクリックします。

   • 「スケジュールの使用」オプションを有効にし、値を設定します。

     属性	値
     頻度	日次
     実行間隔日数	1
     終了日	終了日が開始日の後であることを確認してください。 終了日は年数前に設定できます。

6. 「送信」をクリックします。

7. 観察して変更します。

   このプロセスは数分ごとに実行できますが、処理リソースが大量に消費され、パフォーマンスが低下するコストがかかります。 かわりに、パフォーマンスおよび適時性の要件に従って供給オーダーが「供給明細の管理」ページに表示されるまで、パラメータおよびスケジュールを調整します。

サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理スケジュール済プロセスを使用するその他の例は、次を参照してください:

• PAR補充購買依頼の例

• PAR補充組織間社内資材転送の例

プロセス・サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェース・スケジュール済プロセスのパラメータの設定

これらのパラメータを使用して、スケジュール済プロセスが参照するデータをフィルタします。

パラメータ	説明
供給リクエスト・システム	リクエスト・システムを選択します。 スケジュール済プロセスでは、選択したリクエスト・システムからサプライ・チェーン・オーケストレーションが受け取った供給リクエストのみが参照されます。 たとえば、このパラメータをOracle Fusion Order Managementに設定すると、プロセスでは、Order Managementで受信したリクエストのみが参照されます。
組織	組織を選択します。
供給リクエスト・バッチ番号:自 供給リクエスト・バッチ番号:至	供給リクエストを含むバッチに従って、処理するデータをフィルタします。
供給リクエスト日:自 供給リクエスト日:至	供給リクエストの作成日に従って、処理するデータをフィルタします。
バッチ・サイズ	数値の入力 たとえば、1,000と入力すると、スケジュール済プロセスでは最大1,000の供給リクエストが処理されます。

ノート

• このスケジュール済プロセスでは、開始パラメータと終了パラメータの数が使用されます。 設定方法に関する重要な詳細は、「Order Managementでスケジュール済プロセスを使用するためのガイドライン」を参照してください。

• 必須の供給リクエスト・システムを除き、すべてのパラメータはオプションです。

• 特別な組合せは必要ありません。

• その他の重要な詳細は、「サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理」を参照してください。

サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェース・プロセス実行のガイドライン

• サプライ・チェーン・オーケストレーションは通常、供給リクエストを自動的に処理します。 通常、サプライ・チェーン・オーケストレーション・インタフェースの処理スケジュール済プロセスを手動で実行またはスケジュールする必要はありませんが、いくつかの特定のフローを除きます。
• 最小および最大プランニングおよびファイル・ベース・データ・インポートを使用する場合にのみ実行する必要があります。 オーダー管理、Manufacturing、REST APIまたはSOAPに対してこのスケジュール済プロセスを実行する必要はありません。これらのアプリケーションはすべて、サプライ・チェーン・オーケストレーションにスケジュール済プロセスを自動的に実行するように指示する詳細を送信するためです。
• パフォーマンスを向上させるには、スケジュール済プロセスを実行するたびに供給リクエスト・システム・パラメータを設定してください。 これにより、スケジュール済みプロセスで必要なレコードのみが処理されるようにレコードがフィルタ処理されます。
• パラメータを設定しない場合、スケジュール済プロセスでは、サプライ・チェーン・オーケストレーションが受信したすべての供給リクエストが確認されます。 パフォーマンスの問題を回避するために、少なくとも1つのパラメータに値を指定し、より少ないパラメータではなく、より多くのパラメータを指定することをお薦めします。

• 自および至の各パラメータ・セットを使用して、値の範囲をフィルタします。 たとえば、供給リクエスト・バッチ番号:自パラメータを100に設定し、供給リクエスト・バッチ番号:至パラメータを200に設定すると、100から200の範囲内のすべてのバッチが検索されます。

ここでは、いくつかの推奨事項を示します。

供給リクエスト・システム	フロー	スケジュール済プロセスを実行する必要がありますか。	説明
外部 ファイル・ベース・データ・インポートを使用してインポートする場合は、供給リクエスト・システムを外部に設定します。	外部データのロード	Yes	スケジュール済プロセスを手動で実行するか、データのインポート頻度に従ってスケジュールします。
Oracle Inventory Management	Minimum-Maximum Planning	Yes	Minimum-Maximum Planningでは、供給リクエストのみがロードされます。 Minimum-Maximum Planningプロセスの実行時に、スケジュール済プロセスを手動で実行するか、実行するようにスケジュールする必要があります。
外部 RESTサービスまたはSOAPサービスを使用する場合は、供給リクエスト・システムを外部に設定します。	外部リクエスト	依存	REST APIまたはSOAPでProcessRequestFlagパラメータを次のように設定した場合: True. スケジュール済プロセスを手動で実行またはスケジュールする必要はありません。 False. 手動でスケジュール済プロセスを実行またはスケジュールする必要があります。 REST APIまたはSOAPで大量のリクエストが送信されることが予想される場合は、スケジュール済プロセスの単一実行にグループ化します。
Oracle Planning Central	計画オーダーのリリース 補充オーダーのリリース 契約製造における計画から生産まで	No	計画では、計画オーダーのリリース・プロセスの一部として、スケジュール済プロセスが自動的に開始されます。
Oracle Order Management	バック・トゥ・バック販売オーダー	No	オーダー管理は、スケジュール済プロセスを即時に実行するように指定するパラメータをペイロードに送信します。
Oracle Common Work Execution for Manufacturing。	外注加工	No	Manufacturingは、スケジュール済プロセスを即時に実行するように指定するパラメータをペイロードに送信します。
Oracle Supply Chain Orchestrationによる供給リクエストの作成 Oracle Self Service Procurement	社内資材転送	No	サプライ・チェーン・オーケストレーションは、社内資材転送に対して受け取った各リクエストを即時に処理します。