マッピング・セットの概要

マッピング・セットによって、1つ以上のトランザクションまたは参照属性値のセグメントまたは勘定科目組合せの値を迅速に定義します。このような入力および出力マッピングの使用は、勘定科目ルールの複雑な条件を使用するよりも簡単です。

ソース入力の値に基づいて、1つのセグメントまたは完全な勘定科目が導出されます。

次にソース入力値タイプの例を示します。

マッピング・セットを使用して次を実行できます。

マッピングへの入力としてトランザクションまたは参照属性を10まで使用する。
実際の入力値がマッピングと一致しない場合に使用するデフォルトの出力値を定義する。
複数の入力マッピング・セットのワイルドカードを使用して、特定のマッピングで特定の入力の値を無視する必要があることを示す。
ユーザー・インタフェースで直接マッピングを入力するか、「エクスポート」オプションで使用可能なスプレッドシートを使用して、インポートする。

「エクスポート」によって次を実行できます。
- テンプレートをエクスポートしてマッピングを作成する。
- マッピング・セット用に作成されたすべてのマッピングをエクスポートして、現在のマッピングを追加または編集する。

例

次のような複数の領域で営業しているとします。

このビジネスでは、勘定体系にリージョン・コード・セグメントがあります。

リージョン名は、リージョン・セグメントの値を導出するためのマッピングへの入力にすることができます。リージョン名を対応するリージョン・コードにマッピングするマッピング・セットを作成できます。

この表は、この例で使用するリージョン名およびセグメント値を示しています。

トランザクション・タイプや営業担当名など、追加のトランザクション情報も入力として使用して、入力値の各組合せの様々なセグメント値の導出に役立てることができます。