原価会計の設定

原価会計、原価および利益プランニングを設定するには、設定およびメンテナンス作業領域に表示される設定タスクを完了する必要があります。

設定およびメンテナンス作業領域で、「原価会計」機能領域からタスクを実行します:
- オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
- 機能領域: 原価会計

リストに表示されるのと同じ順序でタスクを実行します。

次の表では、原価会計を実装するための設定タスクについて説明し、各タスクが必須かオプションかを示します。

設定タスク	必須またはオプション	説明
原価計算のキー・フレックスフィールドの管理	必須	原価計算分類キーとして使用するために、原価計算のキー・フレックスフィールドのセグメントおよび検証を定義します。原価計算が正しく機能するには、原価計算のキー・フレックスフィールドを定義する必要があります。
原価計算参照の管理	オプション	拡張可能参照タイプの参照コードを定義します。
原価計算の付加フレックスフィールドの管理	オプション	検証を定義し、原価計算の付加フレックスフィールド・プロパティを表示します。付加フレックスフィールドは、エンティティに属性を追加するために使用します。
原価組織の管理	必須	原価組織を作成および編集します。原価管理の原価会計設定データ・ポリシーおよびユーザー・セキュリティ・ポリシーは、これらの組織で設定されます。
原価台帳の管理	必須	在庫トランザクション会計に使用する原価台帳を作成および編集します。
原価組織関係の管理	必須	在庫組織を原価組織に関連付けて、原価台帳を原価組織に割り当てます。
原価会計ポリシーの定義	必須	原価要素の指定、原価コンポーネントと原価要素の間のマッピングの構成、および原価プロファイルと評価ユニット構造の指定を行います。
原価会計帳簿ポリシーの定義	必須	デフォルト原価プロファイル、品目原価プロファイルおよび品目の評価ユニットを構成します。
ユーザーの原価組織データ・アクセスの管理	必須	ユーザーがプロビジョニングしたロールに対する原価組織データ・アクセスを管理します。
間接費費用プールの管理	オプション	間接費配賦で使用する間接費ルールに対して費用プールの定義を作成および編集します。

クイック設定を使用した原価会計の設定

クイック設定では、設定プロセスをガイドし、推奨される演習に従って一部のタスクのデフォルト設定値を提供します。設定プロセスでは、次の設定タスクが自動的に実行されます:

原価組織の管理
原価台帳の管理
原価組織関係の管理
原価要素の管理
原価コンポーネントの管理
原価コンポーネント・マッピングの管理
評価体系の管理
原価プロファイルの管理
デフォルト原価プロファイルの管理

クイック設定を使用して原価会計を設定するには、次のステップを実行します。

ナビゲータ・メニューから設定およびメンテナンスを選択します。
Setup and Maintenance(設定および保守)ページで製造およびサプライ・チェーン資材管理を選択し、設定をクリックします。
原価会計の横にあるクイック設定アイコンをクリックし、画面の指示に従います。
クイック設定の使用の詳細は、製造およびサプライ・チェーン資材管理のクイック・スタート・ガイドを参照してください。