Intrastatレポートの設定
国固有の国別仕様要件に基づいて主要なIntrastatレポート属性を導出する機能を設定するには、Intrastatレポート・ルールを定義する必要があります。
製造およびサプライ・チェーン資材管理オファリングで提供されるIntrastatレポートは、経済ゾーンの国間のIntrastatトランザクションに関する基本情報を収集するためのツールを提供します。 OracleのIntrastatレポートには、欧州連合(EU)の複数の国について事前定義済の国レベルの属性が用意されています。 国特性の管理の詳細は、「Intrastat国特性の管理」を参照してください。
Intrastatレポート設定は、法的レポート・ユニットおよび国レベルで有効になっている国特性、ルールおよびパラメータに基づいています。 このタスクでは、Oracle Fusion Cloud製品(在庫管理、Shipping、Receiving、Distributed Order Orchestrationなど)から様々なトランザクションを収集し、例外を検証できます。 最終的に、検証済トランザクションをレポートして印刷するか、外部ソフトウェアで処理するためにエクスポートします。
次の図は、Intrastatレポートの設定に関連するタスクを示しています。 番号付きステップは、図に続く手順で詳細に説明されています。
Intrastatレポートを設定するには、次の表に示されている順序でタスクを実行します。
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設定タスク名 |
前提条件タスクはありますか。 |
説明 |
オファリングまたは製品領域 |
詳細情報 |
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1.法的レポート・ユニットの管理 |
Yes |
法的エンティティのコンポーネントである、ブランチ、ビジョン、事業所、在庫組織、物理的な事業所などの法的レポート・ユニットを定義します。 法的レポート・ユニットは、税務登録番号とともに、新しい法的エンティティの作成時にOracle Fusion Cloud Financialsによって自動的に作成されるユニットです。 法的エンティティに関連する税金計算には、法的レポート・ユニットが必要です。 |
財務オファリングの法的エンティティ・コンフィギュレータ製品 |
Oracle Fusion Cloud財務: 企業体系と一般会計の実装ガイド |
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2.法的レポート・ユニット登録の管理 |
Yes |
法的または商業的な権利と責任を明確にして保証するために、法的レポート・ユニットのアイデンティティ関連詳細を適切な政府または認証当局で定義します。 |
財務オファリングの法的エンティティ・コンフィギュレータ製品 |
Oracle Fusion Cloud財務: 企業体系と一般会計の実装ガイド |
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3.税金登録の管理 |
Yes |
パーティがビジネスを行う税管轄区域の税務当局に対する、パーティのトランザクション税金または源泉徴収税の納税義務に関連する税務登録情報を作成および保守します。 |
財務オファリングの税金製品 |
Oracle Fusion Cloud財務: 税金の実装ガイド |
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4. Intrastat参照の管理 |
No |
輸送モード、搬送条件、積載または荷降港、フロー・インジケータ、息子などの参照値をレビューおよび保守します。 |
サプライ・チェーン・ローカリゼーション |
Oracle Fusion Cloud SCMでのアプリケーション・コア構成の定義に関する章: 『SCM共通機能の実装』ガイド |
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5. Intrastat国特性の管理 |
No |
EUなど、経済ゾーン内の特定の国に適用されるIntrastatレポート特性を構成します。 |
サプライ・チェーン・ローカリゼーション |
Intrastat国特性の管理トピック |
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6. Intrastatルールの管理 |
No |
トランザクション種別コード、統計プロシージャ・コード、会計制度コード、補足単位ルール、属性検証ルールのルール、および統計値と除外基準の運送ファクタを構成します。 |
サプライ・チェーン・ローカリゼーション |
「Intrastatルールの管理: 手順」トピック |
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7. Intrastatパラメータの管理 |
No |
特定の法的レポート・ユニットに対してIntrastatレポートを使用可能にします。 |
サプライ・チェーン・ローカリゼーション |
「Intrastatパラメータの管理: 手順」トピック |