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サプライ・コラボレーションのコンポーネント

サプライ・コラボレーション・プロセスでは、供給計画、オーダー予測およびサプライヤ・コミットを結合することで、情報のシームレスなフローが提供されます。

次の図は、サプライ・コラボレーションのコンポーネントの概要を示しています。

実行されるプロセスおよび処理に基づいたサプライ・コラボレーションのコンポーネントは、次のとおりです。

• 分解

• オーケストレーション

• 実行システム

次の表は、サプライ・コラボレーションのコンポーネント、内部プロセスおよび対応する処理の説明を示しています。

サプライ・コラボレーションのコンポーネント	内部プロセス	処理
供給プラン作成アプリケーション	供給プランは、Oracle Supply PlanningまたはOracle Planning Centralで作成されます。 「オーダー予測の公開」予定済プロセスは、次の要素で供給プラン・データをフィルタします。 供給プラン 供給計画の組織 プランナ(供給需要プランナID) カテゴリ 品目(企業品目ID) サプライヤ サプライヤ・サイト	「供給プランニング」表に供給プランを記録します 予定済プロセスの実行後にサプライ・チェーン・コラボレーションのインタフェース表に供給プラン・データを記録します
インタフェース表	データがコラボレーション用に準備されます。	サプライ・チェーン・コラボレーションのインタフェース表に供給予測およびコミット・データを格納します
分解	「供給プランニング・コラボレーションの分解」予定済プロセスは、次のことを行います。 インタフェース表からペイロードを読み取ります 予測例外を評価します サプライ・チェーン・コラボレーションを使用してサプライヤに公開されるオーダー予測を作成または更新します オーケストレーション・プロセスを割り当てて開始します オーダー予測数量は、日次のタイム・バケットで送信および格納されます。 ただし、それらは週次、月次または期間集計で表示されます。	オーダー予測を作成します オーダー予測のサイクル中間更新を行います オーケストレーション・プロセスを開始します
オーケストレーション	次の方法で供給を編成します。 オーケストレーション・プロセスを割り当ててオーケストレーションを開始します 決定されたビジネス・プロセスを実行します プランごとのサプライヤ・サイト別に企業間取引(B2B)メッセージをグループ化します	Oracle Supplier PortalおよびSupply Chain Collaborationに予測を公開します B2Bメッセージを送信します
実行システム	サプライヤは、サプライヤ・ポータルを使用して、サプライ・チェーン・コラボレーションから受信したオーダー予測のコミットを処理します。 コラボレーション・プランナは、サプライ・チェーン・コラボレーションを使用して、サプライヤのかわりにコミットを処理します。	サプライヤは、コミットを提供します 受託製造業者は上流のサプライヤ向けのオーダー予測をレビューします。 コラボレーション・プランナは、オーダー予測をレビューしてコミットを提供します

コラボレーション中に作成および管理されるエンティティは、次のとおりです。

• 供給プラン: 供給要求のために作成される供給オーダーが含まれ、それらはSupply Chain Collaborationに公開されます。 これらのプランは、Supply PlanningまたはPlanning Centralで作成されます。

• コラボレーション・プラン: 指定されたコラボレーション期間のコラボレーションに適格な供給プランに基づくオーダー予測が含まれます。 これらのプランは、Supply Chain Collaborationで作成されます。

• オーダー予測: タイム・バケットの作成に使用される提示日ごとの予測数量とコミット数量が含まれます。