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一部出荷の供給のトラッキング

オーダー明細の一部のみを出荷する場合でも、最新の変更により供給の最新の状態が維持され、バック・トゥ・バック・フローで供給要求が管理されます。

オーダー明細の一部の数量のみが出荷可能であると想定し、Oracle Shippingは明細を分割し、使用可能な数量を出荷した後、オーダー管理はオーダー明細1を2つの履行明細、履行明細1-1、履行明細1-22に分割します。 明細1-1には、出荷可能な数量があります。 明細1-2には、まだ出荷できない数量があります。

この機能を有効にすると、Oracle Shippingで明細1-1が出荷されたときに、サプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給オーダーはクローズされません。 かわりに、サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、出荷時に明細1-2も出荷されるまで、またはOracle Order Managementによってリクエストが取り消されるまで、供給オーダーはオープンのままです。 サプライ・チェーン・オーケストレーションは、供給オーダーがオープンのままであるかぎり、明細1-2の需要と供給の変化をオーケストレーションし続けます。

次のような利点があります。

• 時間を節約し、より効率的に作業できます。 まだ使用可能でない供給の新規明細を手動で作成する必要はありません。 サプライ・チェーン・オーケストレーションは、出荷がまだ出荷されていない供給を自動的に管理します。
• 出荷時に明細1-1のみを出荷した場合でも、使用した供給量を追跡します。
• タイムリな更新を入手し、サプライ・チェーン・オーケストレーションが行1-2の供給を作成する際の進捗を正確に追跡できるようにします。
• 行1-2の供給の中断を減らすか、排除します。 サプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給が自動的に更新されるため、明細の最新の詳細が表示されます。
• 明細1-2を変更すると、サプライ・チェーン・オーケストレーションによって、購買組織、在庫組織または製造組織におけるその変更が管理されます。
• 明細を一部出荷していない場合と同様に、明細1-2の供給の中断を管理します。
• 1つ以上が一部出荷された場合でも、供給推奨が管理されます。
• 任意の数の出荷を管理します。
• 取消の一部をそれぞれまたは全部追跡します。

ガイドライン

• •明細1-2に対して処理を実行する必要がある場合は、販売オーダーを改訂し、改訂オーダーを発行する必要があります。 サプライ・チェーン・オーケストレーションは、変更を処理してダウンストリーム・アプリケーションに送信します。
• 明細1-2の倉庫または品目を変更すると、サプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給オーダーが取り消され、その供給が他の需要で使用できるようになります。 また、明細1-2に対して現在作成されている新規供給も取り消されます。 サプライ・チェーン・オーケストレーションは、倉庫の在庫更新のオンライン処理の遅延出荷パラメータを有効にした場合でもこれを行います。
• 倉庫に対して「在庫更新のオンライン処理の遅延」出荷パラメータを有効にした場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションではその倉庫に対して「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能は使用されません。
• オーダー管理の分割動作は、購買オーダーや作業オーダー、転送オーダーには影響しません。

この機能を他の機能とともに使用する

バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善機能を有効にすると、オーダー管理の分割オーダー明細の部分出荷に対する属性の更新機能が自動的に有効になるか、またはバック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善機能のみを有効にできます。

有効にする機能	摘要
「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能のみを有効化します。	サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、供給オーダーはオープンのままになり、出荷出荷明細1-2まで明細1-2の供給が追跡されます。 明細1-2の予定出荷日または倉庫を変更すると、サプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給が自動的に更新され、明細1-2の最新の詳細が表示されます。 出荷明細1-1の後に明細1-2の数量は変更できません。
両方の機能を有効にします。	出荷明細1-1以降でも、明細1-2の数量、予定出荷日または倉庫を変更できます。 オーダー管理では、改訂された値を使用して明細を履行し、サプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給が自動的に更新されるため、明細の最新の詳細が表示されます。 「部分出荷における分割オーダー明細の属性の更新」機能を有効にすると、「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能も自動的に有効になります。 詳細は、「部分出荷における分割オーダー明細の属性の更新」を参照してください。
どちらの機能も有効にしません。	サプライ・チェーン・オーケストレーションは、出荷によってオーダー明細の一部が出荷されるとすぐに供給オーダーをクローズし、ラインで行ったその他の変更はサプライ・チェーン・オーケストレーションによって追跡されません。 出荷明細1-1の後に明細1-2の数量は変更できません。

演習

この機能を使用しますか? 次に、有効にする必要があります:

1. 「設定および保守」 作業領域に移動します。
2. 製造およびサプライ・チェーン資材管理オファリングを選択します。
3. 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
4. 「オプト・イン」ページの名前列にサプライ・チェーン・オーケストレーションがある行で、鉛筆をクリックします。
5. 「機能の編集」ページで、バック・トゥ・バック・フロー機能の販売オーダーの供給トラッキングの向上機能にチェック・マークを追加します。
6. 「完了」をクリックします。

分割オーダー明細の部分出荷の属性の更新機能を有効にしてから、販売オーダーを発行すると、使用不可にできません。 この機能は使用することをコミットされます。